ホーム > イベント・公開講座一覧 >

イベント・公開講座詳細

イベント・公開講座

~4月14日(火)H21年度 前期土曜市民教養教室 (再募集)

09年04月02日

平 成 21年 度 前 期 土 曜 市 民 教 養 教 室 (再募集)

 

 信州大学全学教育機構内に信州大学の教養教育の充実・発展に寄与することを目的に「信州大学の教養教育を考える会」を創設し、事業の一環として地域の皆様を対象とした標記教室を平成20年4月から開講、盛況のうちに終了することができました。引き続き、平成21年度前期も下記の6コースを開講致します。多くの皆様に興味をもって頂ければ幸いです。

 

申し込み締切  延コースと松岡コース : 平成21年4月8日 (水)
           そ の 他 の コ ー ス : 平成21年4月14日 (火)

 

~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~

気分はいつもクマのプーさん
講師 近藤 富英 (信州大学全学教育機構教授)


主人公のプーと愉快な仲間たちが魔法の森で繰り広げる冒険を英語で楽しむ続編です。プーの頭の悪さは自他ともに認めるところですが、プーの大活躍のお話が続きます。新しい資料を盛り込みながら、英国文化や時代背景も引き続き紹介します。また、独特のユーモアやスタイルに対してもさらに理解を深めます。前講座の継続ですが、毎回違ったテーマとお話を取り上げますので、新しくご参加される皆様も歓迎いたします。

第1回 4月18日 第6話:イーヨーがお誕生日に、お祝いをふたつもらうお話
誕生日に何ももらえず、誰にも祝福されず、泣きくずれそうになるイーヨーに対して、プーたちがやったことは。

第2回 5月30日 第7話:カンガとルー坊が森にやってきて、コブタがおふろにはいるお話
ある日とつぜん森にやってきた母子のカンガとルー。ウサギたちはルー坊誘拐作戦を立てますが、反撃に出たカンガがコブタにやったことは。

第3回 6月20日 第8話:クリストファー・ロビンが、てんけん(・・・・)隊をひきいて、北極へいくお話
森の仲間で北極(ノース・ポール)を探しに行きます。途中、水に落ちたルー坊を無事助け上げますが、その時、プーが偶然に発見したのは。

第4回 7月18日 第9話:こぶたが、ぜんぜん、水にかこまれるお話
雨がふって、ふって、ふり続き、水にかこまれたコブタはびんの手紙に運命を託します。プーたちの救助作戦はどうなるでしょう。

第5回 8月1日 第10話:クリストファー・ロビンが、プーの慰労会をひらきます。 そして、わたしたちは、さよならをいたします。
友だちのために力を発揮したプーの慰労会が開かれます。プーがもらったプレゼントは何だったでしょう。ミルンが魔法の森に放った陽気な仲間たち『クマのプーさん』の最終話。

~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~

韓国文化に親しむ
講師 延 鎮淑 (信州大学全学教育機構外国語准教授)

第1回 4月11日 写真で見る韓国
    韓国の町並みや人々の暮らしを、写真を通して紹介します。

第2回 5月9日 身体語彙慣用句
    「顔が広い」は、韓国語では「足が広い」と言います。こういった韓国語の身体語彙慣用句を紹介し、日本語の身体語彙慣用句との類似点、相違点についてお話します。

第3回 6月20日 昔話
韓国の昔話を一緒に読みながら昔話の文化的背景を解説します。

第4回 7月18日 詩
韓国人なら誰もが知っている韓国の詩を解説付きでいくつか紹介します。

第5回 8月1日 日本と韓国の価値観の違い
日本と韓国の価値観の違いはどこから来るものなのかを、韓国留学生を招いて一緒に話し合います。

~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~

外国人に日本語を教える基礎を学ぼう
-言語学(音声・文法・語彙)・日本語教育の初歩を学ぶ-
 講師 上條 厚 (信州大学全学教育機構教授)

第1回 4月18日 自分の発音を振り返る
    外国人に日本語を教えるためには、音声学に関する知識があった方がよい。音声(現実
に発音され、聞かれる音)・音韻(頭で認識し、規格化された音)とは何か、自分自身の
発音はどうなっているか等を考えながら、音声学の初歩を学ぶ。

第2回 5月23日 国語の文法を振り返る
 文法について考える。日本人は普通に使うことでも、外国人には難しいことが多い。例
えば、「読んでいる」と「来ている」の「ている」の表すことの違い、「やる」「くれる」「もらう」の違い等々。こうしたことを考えながら、文法の初歩を学ぶ。

第3回 6月20日 国語の語彙を考える
 語彙についての考え方を学び、語の表す意味について考える。外国語とも対照して考え
る。例えば、牛・牛肉は英語で何と言う? 一月・二月は? この点、日・英どっちが合理的? こうしたことを考えながら、語彙についての初歩を学ぶ。

第4回 7月18日 日本語教授法の初歩を学ぶ(1)
 外国人に日本語を教える方法について考える。外国語としての日本語で、何をどう教えるべきか等々。外国語教授法の一例として、オーディオ・リンガル・メソッドの実例を、漢語(中国語)・朝鮮語・ベトナム語のいずれかで行う。

第5回 8月1日 日本語教授法の初歩を学ぶ(2)国語の文字・表記を考える
 まず前回の続きをする。外国語教授法の一例として、TPR(Total Physical Response)の実例を、漢語(中国語)・朝鮮語・ベトナム語のいずれかで行う。その後、国語の文字・表記、漢字仮名交じり文について考える。「信州大学の松本にある学部」を「信大の在松学部」と言い換えられる有用性等々を見る。

~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~

作って見て考える多面体
講師 神谷 久夫 (信州大学全学教育機構准教授)

第1回 4月18日 多角形と正多角形
多角形の幾何学的性質と対称な図形としての正多角形の性質について解撤する。切り紙で対称な図形を作り対称性を確かめる。

第2回 5月23日 多面体と正多面体
多面体と対称な立体図形に関する幾何学的な性質を解説する。正多面体のペーパーモデルによって対称性を確かめる。

第3回 6月20日 オイラー数と尖度和
多面体のオイラーの定理について解説する。多面体のペーパーモデルによってこれを確かめる。

 

第4回 7月18日 尖度和と準正多面体
多面体の尖度和とオイラー数の関係について解説する。準正多面体の性質との関係を解説する。

第5回 8月1日 尖度と球面幾何
立体角と尖度の関係さらに球面幾何について解説する。正多面体の見える万華鏡の構造を解説する。

~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~

中央構造線を訪ねる   (1~2名募集)
 講師 大塚 勉 (信州大学全学教育機構教授)

開講日:5月9日(土)・10日(日)  (一泊二日、現地見学)
行 程:
第1日目
  松本 (信大) ― 杖突峠 ― 伊那市長谷溝口露頭 ― 分杭峠 ―
大鹿村北川露頭 ― 大鹿村中央構造線博物館 ― 大西山崩壊地 ― 大鹿村泊

第2日目
大鹿村安康露頭 ― 地蔵峠 ― 飯田市遠山池口沢崩壊地 ― 飯田市毛賀念通寺断層 ― 松本 (信大)

通常の教養教室とは実施方法が異なりますのでご注意ください。
① 実施時間が長いため、6回分にカウントします。
② レンタカーでの移動になります。受講料とは別に諸費用(レンタカー代、ガソリン代、高速料金、宿泊代、保険料等)を別途ご負担頂くことになります。

~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~

はじめての中国語
 講師 松岡 俊裕 (信州大学全学教育機構教授)

児野道子等著『楽楽中国語』(郁文堂。税込2,400円) を用いて15回にわたり初級中国語を学びます。
第1回 4月11日 第1課
mā má mǎ mà ① (四声とピンイン、単母音、重母音)

第2回 4月18日 第1課
mā má  mǎ mà ② (-nと-ng、子音、声調の変化)
第3回 4月25日 第2課
你好! ① (人称代名詞、名前の言い方)
第4回 5月9日 第2課
你好! ② (呼称、お礼とお詫び、「どうぞ~」の言い方)
第5回 5月23日 第3課
这 是 熊猫。(指示代名詞、“是shì”の文)
第6回 5月30日 第3課
这 是 熊猫。(疑問詞“什么shénme”と“谁shéi”、副詞“也yě”、“的de”)
第7回 6月6日 第4 課
多少钱? (数字、“几jǐ”と“多少duōshao”、年齢のたずね方、疑問を表
わす“吗ma”と“呢ne”、お金の単位)
第8回 6月13日 第5課
几点了? (時刻の言い方、一般動詞の文、前置詞“在zài”“从cóng~到dào”、
時や場所を表わす語の位置)
第9回 6月20日 第6課
今天 星期 四。(年月日の言い方、曜日の言い方、所有を表わす“有yǒu”、
助数詞、終助詞、“吧ba”)
第10回 6月27日 第7課
我 喜欢 听 音乐。(場所を表わすことば、存在を表わす“在zài”と“有
yǒu”、「~したいと思う」、「~が好きだ」)
第11回 7月4日 第8課
你 忙 不 忙? (形容詞の文、部分否定、程度補語、助動詞“会huì”)
第12回 7月11日 第9課
他 来 了。(“了le”①[完了]、“了le”②[変化]、経験を表わす“过
guò”、“是shì~的de”の構文、選択疑問文)
第13回 7月18日 第10課
我 在 打 电话。(進行形、助動詞“能néng”、比較の表現、“给gěi”の
用法)
第14回 7月25日 第11課
有点儿 不 舒服。(“有点儿yǒudiǎnr”と“一点儿yìdiǎnr”、方向
補語、結果補語、持続形“着zhe”、助動詞“要yào”)
第15回 8月1日 第12課
去过 两 次。(時間の長さや回数・分量を表わすことば、可能補語、“可
以kěyǐ”の用法、連体修飾語、使役と受身、仮定形)


~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~


開講日時の日程表 (原則、土曜日の開講です。)
開 講 日 時 Ⅰ (10:30~12:00) Ⅱ (13:00~14:30) Ⅲ (15:00~16:30)
4月11日 松岡第1回  延第1回  
4月18日 松岡第2回 神谷第1回  近藤第1回 上條第1回
4月25日 松岡第3回  
5月2日   
5月9日 松岡第4回  延第2回 大塚(~5月10日、一泊二日) 
5月23日 松岡第5回 神谷第2回 上條第2回
5月16日   
5月30日 松岡第6回  近藤第2回  
6月6日 松岡第7回  
6月13日 松岡第8回  
6月20日 松岡第9回  延第3回 神谷第3回  近藤第3回 上條第3回
6月27日 松岡第10回  
7月4日 松岡第11回  
7月11日 松岡第12回  
7月18日 松岡第13回  延第4回 神谷第4回  近藤第4回 上條第4回
7月25日 松岡第14回  
8月1日 松岡第15回  延第5回 神谷第5回  近藤第5回 上條第5回


受講料 (テキスト代、資料代、交通費等は含みません。)
コ ー ス 名  (講師名) 受 講 料
気分はいつもクマのプーさん     (近藤 富英) 9,000 円
韓国文化に親しむ          (延 鎮淑) 9,000 円
外国人に日本語を教える基礎を学ぼう (上條 厚) 9,000 円
作って見て考える多面体       (神谷 久夫) 9,000 円
中央構造線を訪ねる         (大塚 勉) 10,500 円
はじめての中国語          (松岡 俊裕) 24,600 円


申し込み方法
・ 下記の電話またはメールによる申し込み(電話は携帯を優先におかけ下さい。)
・ 下記の住所への郵便(往復葉書)による申し込み(消印有効)
・ 下記の口座への受講料入金による申し込み
(振替用紙の通信欄に希望コース名を明記して下さい。)
なお、申し込み方法は上記になりますが、受講料の入金をもって正式な申し込みとさせて頂きます。


受講料入金先
 ゆうちょ銀行(郵便局)
口座記号番号 : 00540-2-59817
口 座 名 称 : 信州大学の教養教育を考える会

申し込み締切  延コースと松岡コース : 平成21年4月8日 (水)
            そ の 他 の コ ー ス : 平成21年4月14日 (火)

その他
・ 各コースとも正式な申込者が6名以上で開講になります。5名以下の場合は開講致しませんのでご了解下さい。この場合、受講料はご指定の口座に返金致します。
・ 会場は原則信州大学松本キャンパス内(全学教育機構棟)です。開講が決まり次第ご案内致します。

~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~

主催 信州大学の教養教育を考える会
代表 松岡 俊裕(信州大学全学教育機構教授)
※ 本会は非営利団体であり、信州大学が運営するものではありません。
   住所 : 〒390-0802 
松本市 旭 3-1-1 信州大学全学教育機構内

   電話番号・メールアドレス :
松岡 俊裕 (代表,信州大学全学教育機構教授)
 090-1866-4898(松岡携帯)
0263-37-2285 (松岡研究室)
tomatsu@shinshu-u.ac.jp

高野 嘉寿彦 (副代表,信州大学全学教育機構教授)
 080-5140-2504(高野携帯)
       0263-37-3067 (高野研究室)
 ktakano@shinshu-u.ac.jp

     大塚 勉 (常任幹事,信州大学全学教育機構教授)
  090-7713-4778(大塚携帯)
       0263-37-2912 (大塚研究室)
 otsukat@shinshu-u.ac.jp

名誉顧問 馬瀬 良雄(信州大学名誉教授)