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イベント・公開講座詳細

イベント・公開講座

7月25日(金)フレッシュキャンパスセミナー

08年07月25日

主催・企画運営:信州大学全学教育機構フレッシュキャンパスセミナー運営委員会

開かれた大学としての信州大学を目指し、教職員、学生及び地域住民の方々の相互の親睦を深めるとともに、現代社会のさまざまな問題をともに学び考えてい くために、全学教育機構の教員有志によって、フレッシュキャンパスセミナーを開催しています。 信州大学の教員等によるわかりやすく役に立つ皆さんのため の公開講座です。
今回は、下記の要領で開催します。ご関心のある方であれば、どなたでもご参加いただけます。皆さまお誘い合わせのうえ、ふるってご参加下さい。

日 時:平成20年7月25日(金)18:00~19:30(お話と質疑応答)

場 所:信州大学 松本キャンパス(松本市旭3-1-1)
全学教育機構 大会議室(南校舎2階最奥)
※お車の方は
松本キャンパス北側(美須々ケ丘高校南側と東側)に市営有料駐車場があります。



題 目:〈異文化に出会って自文化を見つめること〉の系譜学
――カリブ海文化との遭遇の場合――

概 要:異文化との遭遇は自己の文化を見つめなおすきっかけになることがある、
とよく言われますが、近年の文化人類学ではこうした文化のはざまで起きる事柄がまじめな研究対象になっています。ここでは、日本に輸入されてすでに30年 以上が経つレゲエ(カリブ海ジャマイカのポピュラー音楽)を取り上げて、この音楽との出会いが「日本人」のアイデンティティをどのように媒介してきたの か、その系譜をたどります。(講演者談)

講 師:鈴(すず)木(き)慎(しん)一(いち)郎(ろう) (信州大学全学教育機構准教授)

略 歴:田舎で生まれ育ち、音楽雑誌とラジオを通じて洋楽に親しみ、中三の時に初めてレゲエのレコードを購入。上京して85年に大学で文化 人類学を学び始め、90年代初めの約3年半、ジャマイカの西インド諸島大学に遊学。96年に立教大学大学院博士課程修了。97年から信州大学で教えてい る。単著に『レゲエ・トレイン:ディアスポラの響き』、共編著に『シンコペーション:ラティーノ/カリビアンの文化実践』、共訳書にポール・ギルロイ『ブ ラック・アトランティック:近代性と二重意識』など。
専門分野:文化人類学、特にカリブ海発のポピュラー文化。   


聴講自由(定員60名。無料。申し込み不要)

問い合わせ先:信州大学全学教育機構フレッシュキャンパスセミナー運営委員会
松岡、柳瀬、高野 
TEL0263-37-2285、3057、3067(直通)
内線7136、7335、7342

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※ 講演終了後、講師を囲んでささやかな懇親会を開きますので、こちらにも御参加下さい(会費500円)。