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4月25日(金) 第10回フレッシュキャンパスセミナー

08年04月25日

第10回フレッシュキャンパスセミナーのご案内

開かれた大学としての信州大学を目指し、教職員、学生及び地域住民の方々の相互の親睦を深めるとともに、現代社会のさまざまな問題をともに学び考えてい くために、全学教育機構の教員有志によって、フレッシュキャンパスセミナーを開催しています。 信州大学の教員等によるわかりやすく役に立つ皆さんのため の公開講座です。
今回は、下記の要領で開催します(機構創設2周年記念)。ご関心のある方であれば、どなたでもご参加いただけます。皆さまお誘い合わせのうえ、ふるってご参加下さい。

題 目:裁判員制度を理解するための5つのポイント
「2009年5月までに、わが国では、一般の国民から選任された裁判員が、一定の重大な犯罪に係る刑事裁判に、裁判官と協働して、事実の認定、法令の適 用及び刑の量定の判断を行うという裁判員制度が始まります。しかしながら、世論調査の結果によれば、国民の多くが裁判員として裁判に参加したくないとの意 思を示しています。
裁判員制度とは何か。裁判員はどのように選ばれ、何をするのか。この制度によって、社会はどのように変わるのか。いよいよ、来年、裁判への参加を求められたとき、私たちはどうすればよいのでしょうか。
裁判員制度に関しては、巷間、『民主主義の実現のために導入された』だとか、『市民が主役の制度である』などといったウソや誤解がはびこっています。裁判員制度について、正しい知識を身につけましょう。」(講師談)

講 師:柳瀬(やなせ) 昇(のぼる)(信州大学全学教育機構講師)
2000年、慶應義塾大学法学部法律学科卒業後、同大学の法学部と総合政策学部の大学院で、憲法及び英米法を学ぶ。専門は、憲法学及び立法政策論。共和主義的憲法観・討議民主主義理論を研究している。
著書に、『要点演習3憲法(第2次改訂版)』(公職研、2007年)、『判例から学ぶ憲法・行政法』(法学書院、2007年、共著)、『憲法と教育』(学 文社、2008年、共著)など。裁判員制度については、科学研究費補助金の助成を受け、多数の論文を発表しているほか、これまでに、日本公共政策学会、日 本法政学会、日本経済政策学会国際会議、桐蔭横浜大学文科省現代GP講座などでも講演・報告をしている。


日 時:平成20年4月25日(金)18:00~19:30(質疑時間を含む)
場 所:信州大学 全学教育機構 大会議室(南校舎2階最奥)
聴講自由(定員60名。無料。申し込み不要)
(松本キャンパス北側[美須々ケ丘高校南側と東側]に市営有料駐車場あり)
主催・企画運営:信州大学全学教育機構フレッシュキャンパスセミナー運営委員会
問い合わせ先:松岡(俊)(研究室直通0263-37-2285学内内線7136)