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11月29日(木) 公開研究会「里地・里山における人間と動物」(農学部)

07年11月29日

信州大学田園環境工学研究会 公開研究会
里地・里山における人間と動物


イノシシが人家近くに出現。畑が荒らされた。クマが捕獲された。このような報道をよく目にします。山麓道路を走行すれば、野生動物の事故死に遭遇する。中山間地域の里地・里山では、人間と動物との対立がしばしば生じます。
今回の研究会では、これらの問題を取り上げ二つの報告をします。
現在の獣害対策の課題、今後の対策方法等について、県内各地での対応策に関与してきた泉山茂之准教授が動物生態学の分野から報告です。
野生動物の交通事故死(ロードキル)への対応を、事故発生地の特性の検討を通じて、人間と動物の共存する農村地域の道路計画など対策の方向について、農村計画分野の今井敏行教授が語ります。
信州大学田園環境工学研究会は、今後の農林業のあり方、農林業がつくる地域環境とそこでの保全技術など、中山間地域の諸問題の解決を目指した実践的研究を行っています。

日時:11月29日(木)午後1時15分~3時00分
場所: 農学部 講義棟16番教室

講演1 現在の獣害対策の課題と新たな方向性
-大型動物の生態的管理法-
泉山 茂之(信州大学農学部AFC准教授)

講演2 山麓部における野生動物の交通事故と
対策の方向-野生動物との共存を目指して-
今井 敏行(前北里大学獣医畜産学部教授)

多くの学生諸君の聴講歓迎。一般の方の聴講歓迎(聴講無料)
主催:信州大学田園環境工学研究会
事務局:信州大学農学部 農村計画研究室
木村和弘・内川義行 Tel/Fax 0265-77-1522、77-1537