8月24日（金） メンタルヘルス講演会（健康安全センター）
07年08月06日
講演要旨：自殺の危険のある学生に対する対処について
「自殺」という言葉を耳にすると，“恐ろしいもの”，あるいは“わけがわからない”という印象しか思い浮かばない方も多いと思います。しかしそれでは誰 かの「死にたい」という訴えに接したときに，「困った！」という気持ちが先立ち，対応なんて「とんでもない！」と，慌ててしまうことにならないでしょう か？そんな場合に，少しでも落ちついて対応ができるように，知識面，実践面の両面から，自殺に対して学びたいと思います。
今回講師をお願いした新潟大学の村山先生は，自殺多発県の一つである新潟での，自殺予防に関する研究および啓発活動に熱心に取り組んでこられた精神科医 です。当日は単なる講義だけに留まらず，実践的シナリオを用意しロールプレイも行っていただく予定にしています。ご参加をお待ちしています。
日程：平成19年8月 24日（金） 14時00分～16時00分
場所：信州大学 松本キャンパス
全学教育機構 第2講義棟 62番講義室（2階）
なお、長野教育キャンパス、長野工学キャンパス、
南箕輪キャンパス及び上田キャンパスでは
ＳＵＮＳ会議室で学外の方も視聴いただけます。
お近くのキャンパスへお出でください。
講師：村山(むらやま) 賢一(けんいち)先生
（新潟大学保健管理センター 講師 精神科医）
演題：「自殺の危険のある学生に対する対処について」
対象：
本学教職員
大学外部の精神保健に携わる方々（精神保健福祉センター、保健所職員、中高等学校大学保健師又は養護教諭及び学生指導担当教員等）
長野県下の各大学・短期大学，高等学校，保健所及び福祉事務所並びに本学近郊の中学校へもご案内しました。
講師紹介：村山(むらやま) 賢一(けんいち)先生
平成２年に新潟大学医学部卒業後、ＮＴＴ関東逓信病院（現・関東病院）で内科レジデントとして研修の後、平成４年５月に順天堂大学医学部精神医学教室入局、以後、順天堂越谷病院、順天堂医院、川越同仁会病院、猿島厚生病院での勤務を経て、
平成１３年８月より新潟大学医学部附属病院助手、
平成１５年４月より新潟大学医学部附属病院精神科病棟長、
平成１６年４月より新潟大学保健管理センター講師となり現在に至る。
著書
共著 新潟県に多い病気（自殺），新潟大学ブックレット 2003.
共著 統合失調症(症状と経過)，新興医学出版社，2004.
受賞歴：学術奨励賞（順天堂精神医学会）2003
社会的活動：新潟県自殺対策推進協議会委員
その他の業務：新潟県産業保健相談員
その他の活動
平成18年度 厚生労働省こころの健康科学研究事業「自殺予防のための戦略研究課題J-MISP 協力研究者（豪雪・過疎地における対策：於：上越市中郷区）
※会場準備の都合上、参加を希望される方は8月16日までに
信州大学 人事課健康安全室 までご連絡ください。
〒390-8621 長野県松本市旭３丁目１番１号
ＴＥＬ ０２６３－３７－３５１６
ＦＡＸ ０２６３－３７－３５１４
