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2015.08.31 【インタビュー

【工学部】半田 志郎 学部長

平成27年8月6日(木)
工学部・半田志郎学部長に松岡室長がインタビューしました。


~男女共同参画について~


270807-1.JPGのサムネール画像

松岡室長(以下「松」):信州大学が男女共同参画を推進していることはご存じですか?

半田工学部長(以下「半」):それはもちろんです。女性が活躍することは、とても良いことだと思っています。

 松:それは嬉しいです。

半:工学部でも今回、学部長補佐に女性教員を配置いたしました。

松:よかったです。女性を登用していただいてありがとうございます。


~女子学生を増やすために~



270802-6.png


半:7月25日にオープンキャンパスを開催しました。

松:2年くらい前からオープンキャンパスで女子高校生向けの催しをやっていただき、女子学生が増えているとお聞きしました。

半:そうですね。数年前から増えています。今、学生寮を一部女子寮にすることを検討しています。新たに建てるのは難しいので、入り口を別にして、例えば4階ワンフロアを女子寮にするようなことを考えているところです。


松:女子学生を増やす努力をしていらっしゃるんですね。

半:志願者を増やすのに女子学生を集めることは効果が大きいです。そのためにパンフレットにはいつも、女子学生や先生に前面に出ていただいております。

松:徐々に成果が出るといいですね。

半:でもなかなか女性が増えなくて、工学に進む女性自体が少ないですね。


270802-7.png松:それも分かります。どの大学もそうです。

半:だから女子学生を増やす策を、きちんとやらなければならない、その一番が寮だと思っています。女子学生の親御さんも、ちょっと高くても、遠くても、安全なところを望んでいます。寮なら安いのはもちろん、誰が周りに住んでいるかも把握できて、親御さんも安心できます。アンケートも最近取らせていただきましたが、少し高くても、寮に入りたいという結果が出ています。

松:親御さんや学生の要望に応えていくということですね。

半:はい。一昨年の講義棟などの改修でパウダールームやトイレもきれいにしました。

松:従来の「工学イメージ」とは違って素敵ですね。



270807-8.png


半:事務の方がいろいろなところに草花を飾ってくれています。


松:そうですね。学外の方が、「工学部とは思えない」っておっしゃっていました。工学イコール男性という先入観念を変えていく仕掛けですね。


半:センター試験のときに、女子高校生に使ってもらう時のことを考えています。他大学を受験するつもりだったけど、センター試験に来て、信大工学部に入学したいと思ってもらえるように。

松:いいですね。椅子をカラフルにしただけで雰囲気が変わりますね。




~教員を増やすために~
松:女子学生を増やすとともに女性教員を増やすことも必要だと思いますが、その辺はいかがですか。

半:基本的には公募ですが、工学系の女性がほとんどいません。反対にポストがあったら入れたいという女性がいますが、その分野の空ポストがありません。

松:ポストがない?

半:そうです。そこで学部の改組に伴い学生数も増えますので、その増加する学生数に見合った教員数を増してもらえるとありがたいですね。そして増員する教員の中に一人くらいは、女性枠を設けることが出来たらもっといいですね。

松:そんなに控えめではなくて、増員枠の半数くらいは入れましょう。

半:全体的に見たときに女性の方が不利というのはありますね。出産とか。そういう部分を差し引かなくてはならないと思っています。

松:他大学では出産、育児を考慮して業績評価をしているところもあります。工学部では何かされていますか。

半:今は特にありません。

松:そうですか。大学の男性教員の配偶者は他の職業に比べて専業主婦が多いという統計があります。一方、女性教員の配偶者は研究者が多いんです。男性がトップにいて、共働きの事情が分からない。これまで大学の男女共同参画が進まなかった理由のひとつでもあります。

半:それはあるかもしれないです。

松:出産、育児、さらには介護に配慮した評価をお願いします。

~女性限定公募~

松:女性限定公募だと、失敗するのではないかという、不安を持たれているところもあると思うのですが。270807-5.JPG


半:工学部で一昨年実施した女性限定公募では40人以上の応募がありましたよ。分野限定をせずにやりましたので。


松:そんなに多かったんですね。

半:留学生担当ができるということくらいで、分野限定なしで募集したので、理系文系様々なところから応募がありました。結局は天文学専門の人を採用しました。

松:任期付ですよね。

半:そうです。多くの女性研究者が職を探しているということですね。

松:工学は女性限定公募の経験がおありなので、今後もできそうですね。

半:できるとは思いますが、どういった形で行うかというのが難しい部分でもあります。前回は文部科学省の事業を実施していて、工学部も女性を増やすことが求められていましたのでやりやすかったです。

松:目標値があった方が実施しやすいということですね。

半:そうですね。そういうのがないと。

松:なければなかなか難しいということですね。

半:そうです。一般的に定型的に「同等ならば女性を採用します。」とつけていますが,あれだけではなかなか…。

松:確かに今は多くの大学が記述していますね。でも工学に40人以上の女性が応募したというのはすごいですね。募集の仕方がよかったのですね。

半:優秀な女性を採用できてよかったです。

~最後に~

松:一昨年は工学部で男女共同参画シンポジウムを開催し、それをきっかけにして、大変協力いただき感謝しています。

半:オープンキャンパスの時に学部説明を女性の先生がしゃべったんですが、そのあと学科ごとの説明会で男性がしゃべったら、なんで女性にしゃべらせないんだっていう投書がありました。やはり市民の方も意識している方がいるんだなと。多分その女性の先生の印象が良かったんじゃないですかね。

松:学部長補佐も女性の先生を抜擢くださったということで、もっと前面に女性を出して宣伝してくだされば、いいかなと思います。

半:がんばってやっていきます。

松:それでは、本日はありがとうございました。


 

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