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信州メディカルシーズ育成拠点とは

信州メディカルシーズ育成拠点は、平成21年度に独立行政法人科学技術振興機構( 略称JST)が募集した「地域産学官共同研究拠点整備事業」に採択され、真に地域のイノベーション創出につながるよう信州大学松本キャンパスに設置されたものです。ここでは、大学等が得意とする素材研究や、産業界が得意とする超精密技術といった研究シーズ及び技術シーズを、メディカル領域へ展開して、地域のメディカル産業を飛躍的に発展させるため、産学官の各機関が堅固に連携して研究開発、実用化及び人材養成等に利活用することを目的とし、JSTの資金により、医学的エビデンスの立証に不可欠な研究開発・評価分析機器を整備しました。
本拠点では、これらの機器の活用を始め、地域企業のメディカル分野における産学官共同研究を加速するため、積極的な支援を行っています。

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信州大学旭総合研究棟(右)、臨床実験施設(左)

支援の対象となる関連産業

ターゲットとなる関連産業

主な支援対象は、「医療機器」「健康産業」「機能性食品開発」の3点です。
「医療機器」分野は、医療機器や医療機器用のスーパーモジュール(部品・部材)の開発を目的とし、超精密技術を保有する長野県企業のメディカル領域進出をサポートします。対象例としては、電子・半導体・MEMS・超精密制御技術・光学技術・DTF等加工装置技術などで高度な技術を持つ企業が挙げられます。信州大学をはじめとする県内高等教育機関との共同開発研究により、革新的な技術革新や素材開発が進展し、メディカル産業界に有用なシーズが多数生み出されていきます。


他にも機能性食品開発や健康寿命延伸に関わる産業、その他メディカル(医療・健康)領域でのイノベーション創出を目的とした企業の研究・開発を事業化までサポートする体制を整えています。大企業のみならず、中小企業や地域ベンチャー、異業種融合の取組まで幅広く支援可能です。

ぜひ、一度 見学やシンポジウムなどにご参加ください。

信州メディカル産業振興会のホームページを見る

メディカル産業の発展を目指して

今、国や県を挙げてメディカル産業の育成を行っている理由についてご説明します。

産学官連携の仕組み

企業のメディカル産業参入のための産学官連携のサポート体制についてご説明いたします。

サポート体制

研究機器貸し出し等の様々なサポート体制についてご説明いたします。

本拠点の機能

産学官共同研究
非臨床や実験動物での評価研究、医学部・附属病院との連携による臨床研究を中心とした、産学官共同研究(地域の研究・技術シーズへの医学的エビデンスの立証)
メディカル産業展開のための総合マネジメント
倫理面や安全面での審査、薬事申請・保険収載、販路等のメディカル産業展開のための総合マネジメント
拠点事業運営
本拠点の活動と、地域の他の産学官連携活動とのシンクロナイズ (同期化)を図るための拠点事業運営

事業概要

提案機関

官:長野県
学:信州大学
産:社団法人長野県経営者協会

参画機関

財団法人長野県テクノ財団、松本市、松本歯科大学、株式会社信州TLO、信州メディカル産業振興会

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