イベント詳細[ダンス部門]
2013年12月25日(水) 19:00~20:30(18:30開場)●マルチホールほか[終了]
マルチメディアダンスパフォーマンス
「Emotional Strata ― 記憶の往来」
(信州大学ワークショップゼミ)
入場無料 定員200名・先着順
日常と非日常の境界、アートのある場所とアートが無い場所。
そのボーダーラインを引いているのは自分たちかも知れません。
生活の場から劇場空間へとダンスが行き来しながら、日常世界をミュージアムに変えていく試み。
学生や市民が、過去の絵画や彫刻、縄文芸術などから得たインスピレーションから動きをつくっていき、
日々の暮らしの中、人々が行き交う場所(劇場、広場、駅)でパフォーマンスを行います。
人間がつくり出した芸術作品、そして自然から生まれた木々などを再び利用し、映像、ダンス、音楽を交え、
なにも無い空間をなにかが起こる空間へと飛躍させます。
信州大学 芸術ワークショップゼミ
『float on.』(2013年2月)
■日程
2013年12月25日(水)
■時間
19:00~20:30(予定) 18:30/開場
■会場
茅野市民館・マルチホールほか
■講師
金井圭介(サーカスアーティスト)
兼古昭彦(映像監督・映像制作)
山田 咲(ドラマトゥルグ)、横山裕章(音楽家・演奏家)、信州大学学生
■料金
入場無料
■ご予約
ご予約は下記のEメールにてお願いします。
■お問い合わせ
TEL:0263-37-3530(信州大学 産学官連携推進本部URA室)
基礎演習講座・第1回 [終了]
2013年10月30日(水)16:00~ ●茅野市民館 ロビーとその周辺
講 師:金井圭介
基礎演習講座・第2回[終了]
2013年12月9日(月)19:00~21:00(予定) ●アトリエ
講師:Neo Kim Seng ネオ・キム・セン(プロデューサー、仕掛け人)
アジアの舞台芸術の世界で活躍されているキム・セン氏をお招きし、ダンス部門基礎講座第2回を開催いたします。
キム・セン氏が拠点を置いているシンガポールはアジア諸国の中でもとりわけ、欧州とのつながりが強く、多くの国際的な舞台作品を招聘し、アートシーンを盛り上げています。
今回、さまざまなジャンルを横断した仕掛人として、創作サイド、制作サイドの両方の立場でのクリエイションを実現しているキム・セン氏に、最先端の貴重なお話を伺う機会となります。
― 日本の芸術をどうみているか?
― ますますクロスオーバーしていくアートシーンに対し、どのような視座をなげかけているのか?
― アジアの舞台芸術やアートシーンをどのように仕立てていくのか?
この講座は一般に公開しますので、ぜひお誘い合わせの上、ご参加ください。
■日程
2013年12月9日(月)
■時間
19:00~21:00(予定)
■会場
茅野市民館・アトリエ
■料金
入場無料
■ご予約
ご予約はメールにてお願いします。
シンガポールを拠点に活躍されているキム・セン氏によるダンス部門基礎講座は、茅野市民館のアトリエで行われました。前日の映像部門と同じ会場でしたが、ぐっとシンプルに床に車座になってお話を伺うかがいました。一見、寄り合いの雰囲気ですが、英語によるキム・セン氏のお話を、To Belong公演ですばらしいパフォーマンスを見せてくださったダンサーの大手可奈さんが通訳をしてくださいました。
否が応でも集中力が高まるなか、アーティストの活動を、非常にきめ細かな配慮でサポートしてきたキム・セン氏のバックグラウンドを知ることができました。特に印象的だったことは、舞台芸術を学ぶ大学がなかった時代に、彼が現場での経験を積み重ねながら、プロデューサーとしてシンガポールのコンテンポラリー・ダンスの世界を開拓してきたということです。ご自身の強みとして、その時代に音響などテクニカルな面でも経験を積まれていることが、作品を見た時に、さまざまな劇場でどのように展開していけるかイメージすることにつながったと話してくださいました。また、シンガポールの人々にコンテンポラリー・ダンスの作品を普及していくプロセスについてのお話や美術館との連携などさまざまなお話をうかがうことができました。
Neo Kim Seng(ネオ・キム・セン)
プロデューサー、仕掛け人。
アジアの舞台芸術、アートシーンにおいて活躍するプロデューサー。シンガポール国立パフォーミングアーツセンター エスプラナードや国立美術館のプログラムディレクター、プロデューサーを務め、以降、シンガポールアートフェスティバル、国際映画祭など、国内外の数々のアートイベントを手がけている。美術、映画、音楽、ダンス、ジャンルを横断した活動をシンガポールのみならず、韓国やカンボジアなどを拠点に活躍中。
金井圭介(かない・けいすけ)
ダンス企画指導・出演・サーカスアーティスト。
2002年、フランス国立サーカス大学(CNAC)を卒業し、フィリップ・デュクフレ演出のサーカス『CYRK13』に出演。2年間のツアーを経てフランス人とのデュオOki HaikuDanを結成してからは、約10年に渡ってヨーロッパ、中東、アフリカなど36カ国で公演をおこなう。2009年に帰国後は4人組のサーカスパフォーマンス「くるくるシルクDX」のメンバーとしてヨーロッパ、アジアなど各国のフェスティバルに招待参加。『まつもと街なか大道芸』『 空中キャバレー』(2013年)に出演。ジャグリングやパントマイム、ダンスなどで、各地の舞台、ワークショップ、大道芸、フェスティバルなど奇想天外に活躍中。現在、松本市在住。
兼古昭彦(かねこ・あきひこ)
映像監督・映像制作。
東京藝術大学大学院美術研究科絵画(版画)専攻修士課程修了。98年より北村明子主宰コンテンポラリー・ダンスカンパニーLeni-Bassoの映像制作・演出を手掛ける。以降すべての国内外のツアー作品に参加。舞台上での身体表現と映像表現の可能性を探る。舞台作品への映像制作とともに、ギャラリー空間でのインスタレーション作品を多数発表している。東京家政大学造形表現学科准教授。
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