学術研究院 (理学系)教授/博士(理学)
山岳科学を通じた環境変動・防減災・生物多様性の解明
山岳科学研究所は日本の中央に位置し、日本アルプスと豊かな自然環境に恵まれた地の利を活かし、中部山岳における豊かな自然環境の保全と、気候、生態系、地殻変動の予測,防災や持続的な資源管理のための観測と研究を行うことを設置目的とします。研究拠点のグローバルで先鋭的な研究領域は、"分野間融合とモデリング、多面的な広がりを持つ先鋭的なセンシング技術"とし、世界的な海外の研究機関とも連携・共同研究を行い、国際研究拠点を目指します。研究拠点の組織は山岳生態系研究部門、地形地質・防災研究部門、森林資源研究部門、大学院教育・研究連携部門からなり、アジアや地球規模での山岳における観測との比較、共同研究を進め国際的山岳研究拠点の役割を果たします。高山環境に生息する野生動植物の生態研究、グローバルな気候変動や自然環境の変化による水文・大気環境の変化、陸上の植物相・動物相の推移と予測、アジアの経済発展にともなう越境汚染の実態調査、過去から未来にわたるグローバルな気候変動及び水質の変動研究、山岳環境の形成にかかわる地形地質の研究などを重点的に行います。
森林資源研究部門
松島憲一研究グループがベトナム北中部山岳地域で植物遺伝資源の探索収集・調査を行いました
2026.01.14
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山岳生態系研究部門
第4回排泄の自然誌を編む研究会「流す/残る」のご案内 (2026.1.30)
2025.12.18
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山岳生態系研究部門
宮本裕美子特任准教授らの研究グループが東ユーラシアのカラマツ林に発生するハナイグチとその近縁種について再分類を行い、隠ぺい種を確認しました。
2025.12.02
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森林資源研究部門
山岳科学セミナーのご案内
2025.11.10
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信州は山々に囲まれた自然豊かな地域です。信州大学の「山岳科学研究所」は、信州にふさわしい日本でただ一つの「山岳科学」を看板に掲げる、信州大学 先鋭領域融合研究群内の研究拠点の一つであり、オンリーワンのオリジナリティー溢れる研究を実施しています。
近年、私たちは地球規模の多くの課題を抱えています。人間活動に伴う環境変動の影響評価、そうした環境による災害の増加に対応した「防災・減災のための研究」、野生鳥獣害や高齢化・過疎化に悩む中山間地の課題解決等の地域貢献の推進などです。日本アルプスに代表される中部山岳域、諏訪湖などの湖池沼を研究拠点として、長期間にわたる調査や観測により得られた基盤的知見をもとに、山岳生態系における環境変動の解析と予測を実施します。また、中部山岳域を中心に高山帯にまで演習林を所有する国内唯一の大学として、こうしたフィールドた施設の利用促進を、国内・海外の大学や研究機関にも積極的に展開し、グローバルかつオリジナリティー豊かな研究を推進します。
得られた研究成果を地域社会と共有するとともに、国内・海外への積極的な発信に努め、国内外における「山岳科学」研究を先導・牽引し、環境変動時代におけるSDGs実現を含めた社会変革に繋がるイノベーション創出を目指します。
山岳科学研究所 所長
東城 幸治