先輩達の声
alumni voices

モンゴル

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Munkhbat Mendsaikhan

・理工学系研究科(工)修士卒業
・2018年

未来を担う技術開発に意欲を燃やしています

姉がトルコに留学していたので、私も留学を希望しました。モンゴルでは日本式の高校に通い、文部科学省の留学生奨学金試験を受け、合格して日本に来ました。1年目は日本語学校、その後は高等専門学校(長岡市)で学び、信大に編入しました。エネルギー関連に興味があり、高専でも電池関連の研究をしていたので、引き続き電池関連の研究ができることや、高校の友達が信大にいたこと、長野とモンゴルの気候が似ていたことが編入動機です。

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電池の研究を活かして

信大では物質工学科に入り、大学院にも進みました。電池の研究を続け、より大きなエネルギーを蓄えるための材料の研究や特性評価などを行ってきました。信大には留学生が大勢いたので、コミュニケーション能力が身につき、大学生活はとても有意義でした。

入社の動機は、研究室で使っていた計測器が日置の計測器と同じタイプのもので、エネルギー関係の測定に興味を持ったことがきっかけです。企業として福利厚生が良く、働きやすい環境で、2年間の研修期間も魅力でした。現在は車の計測器が担当で、車のワイヤレス充電を評価する装置に関するソフトの研究開発や様々なプロジェクトに関わる仕事をしています。当社は技術開発者の現場出張が多く、達成感を感じモチベーションもあがります。

今後の目標は、知識を身につけて海外の拠点で技術営業として働くことです。欧米に行ってみたいですし、ゆくゆくはモンゴルにも拠点を作って国に貢献できたらと思っています。

後輩へのアドバイスは、仕事の悩みを一人で悩まずに上司に相談できるコミュニケーション力を身につけてほしいと思います。