先輩達の声
alumni voices

フランス

写真

Rozet Selene

・総合工学系研究科(繊)博士卒業
・2019年

信大で学んだことで能力を発揮できる仕事に出会えました

日本留学の動機は、小さい頃から日本文化が好きで、日本に行きたいと思っていたことです。入学したフランス国立繊維工芸工業高等学院(ENSAIT)と信州大学繊維学部との間で締結した交換留学生制度があることを知り、その中のインターンシップを活用して2・3年生次に来日しました。

信大ではバイオマテリアル研究室に入って研究を続け、ENSAITを卒業した後は再び信大に戻って大学院に進み、博士号を取得しました。また研究・発表・アイディアの話し方など日本人との働き方を学ぶことができました。

クリエイティブでありたい

ミマキに就職したのは、信大卒業後も日本に残りたかったからです。上田市も好きですし、日本でキャリアをスタートして日本語をもっと学びたいと思いました。マーケティングの仕事はテキスタイル、クリエイティビティ、海外進出、サンプル作成、そして日本人を繋ぐ可能性でした。すでにミマキで働いているフランス人の先輩がいたことも心強かったです。

現在の仕事は、サンプル作成と海外向けのドキュメント作成やデモンストレーションです。テキスタイルの知識も活かせます。今後は新素材のサンプルブックに関わり、英語力を生かすことが目標です。スキルを磨きながら、創造性を生かして学び続けたいと思います。

後輩へのアドバイスです。日本語のレベルが低くても、私は合格できました。会社に入ると分かるでしょう。みんな優しくて文化の違いを理解しています。わからない時は聞いてください。私が恐れて立ち止まっていたら、今日ここにいなかったでしょうから。

写真