■在学生からのメッセージ
荒木 侑子 さん
感性工学では、モノやヒトを測る尺度を学ぶことができます。研究内容はヒトを中心にしたものが多く、分野も多岐に渡りますが現在起きている事象をどのように見るのか、どのようにしたらいいかなど、自分で考える力が身に付けられます。
有地 保 さん
繊維はとてもユニークな素材で、他の材料にはない性質がたくさんあります。繊維材料に関する研究を通じて、物事の本質を見極めることはとても楽しくやりがいがあります。所属する研究室の国際的な雰囲気も大変気に入っています。
高橋 美沙 さん
感性工学コースでは、学生同士で企画する運動会や流しそうめんといったイベントを行なっています。そのため、学年を越えた交流が盛んで仲が良く、研究や就職活動で悩んだ時に誰にでも相談できるのは感性工学コースの良いところだと思います。
■研究室からのメッセージ
繊維諸科学とファッションビジネスの両面からファッション・アパレルとテキスタイルのグローバル化のための研究を行なっています。デザイナーの創造過程、設計・製造過程の解明、スタイルや着心地の差異、テキスタイルとアパレルの相互作用、テキスタイルの視触覚の情報化などの研究を推進しています。
上條・吉田研究室では、目に見えない感性を目に見えるようにし、感性をヒトとモノとのコミュニケーションツールと活用して研究を行なっています。現在手がけている研究事例は、着心地、ドライビングシミュレータを用いた操作快適性、表情筋計測による笑顔の魅力度、マットレスの寝心地、座席シートの座り心地など色々あり、感性計測による新しい“ものづくり”に取り組んでいます。
吉武研究室では、何の役に立つかどうかわからないけど、ヒト生体がしばしば呈する不思議な生理現象の解明・探求を国際レベルで行うことを目指しています。また、解明後は、皆さんの感性でスポーツ・アパレルなどの分野で如何様にも応用していただければ、というスタンスで研究室運営をしています。
これからの未来は過去の延長からは想像もできないことが次々に起ころうとしています。そんな未来を技術からではなく、未来社会を探索しながら学生と一緒に人を中心としたアイデア創出と提案をしています。ちょっと変なことを考える独創力が、新たなイノベーションにつながっていきます。
石油から作られる合成高分子は、焼却や廃棄において様々な環境問題を抱えています。田中研究室では、環境と人間の共存・共栄のために、糖や植物油などのバイオマスを原料とし、環境中の微生物により分解される「生分解性バイオマスプラスチック」を用いた材料開発を行なっています。
人間−着衣−環境の3つを対象として、暑さ寒さ、空気質について人がどう感じているか、熱・物質移動に着目して評価し、製品設計に活かす研究を行っています。人にとっての温熱環境を計測する機器の開発や労働下での体感温の評価、個々人の好みに合わせて身体を冷やす水の蒸発を利用した冷却衣服の開発などに取り組んでいます。
買って来た服がどうも体にしっくりこない、と感じたことはありませんか?世界中にあるテキスタイルからぴったりのものを自由に選び出して、ひとりひとりに合った服を今よりもっと簡単につくれるようになったら。そんなことをITを活用して実現できたらと考えています。