筋線維組成および体力・運動能力との関連からみたスポーツ適性の開発に関する研究
【大分類:7. デサントスポーツ科学 小分類:7.3 Vol.3】
スポーツへの適性を,筋線維組成の面から検討するための基礎的資料を得ることを目的として,untrainedの男子大学生10名を対象に,数種の無酸素的パワー,有酸素的パワーの測定を行い,これらと,バイオプシー法によって得られた筋線維組成との関係について検討を試みた.
その結果,三角筋における%area FTとボール投げ能力との間には,有意な関係は見出せなかったが,外側広筋においては,50m走タイム,無酸素的パワー3種目の平均パワー,50m走タイム/Vo₂maxなどとの間に有意差を認めた.
さらに,能力差を越えて,非競技選手のパワーの構造的特徴から,筋線維組成推定の可能性が示唆された.
「デサントスポーツ科学」第3巻/公益財団法人 石本記念 デサントスポーツ科学振興財団
その結果,三角筋における%area FTとボール投げ能力との間には,有意な関係は見出せなかったが,外側広筋においては,50m走タイム,無酸素的パワー3種目の平均パワー,50m走タイム/Vo₂maxなどとの間に有意差を認めた.
さらに,能力差を越えて,非競技選手のパワーの構造的特徴から,筋線維組成推定の可能性が示唆された.
「デサントスポーツ科学」第3巻/公益財団法人 石本記念 デサントスポーツ科学振興財団
研究者名 | 勝田茂,田淵健一,高松薫,田中守 |
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大学・機関名 | 筑波大学 |
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