スポーツウェアの品質評価に関する研究―汗と日光複合作用に対する染色堅牢度試験方法の確立について―
【大分類：7. デサントスポーツ科学 小分類：7.8 Vol.8】
要旨
汗と日光との複合作用に対する染色堅牢度試験方法（JIS L 0888 '77）は，現在スポーツウェアの品質評価に不十分なことが知られている．
この研究は，繊維製品の品質評価に適合するための，汗・日光複合作用へのスポーツウェアの染色堅牢度を求める弱還元剤（ビタミン，グルコース）を含む酸性人工汗液を用いる新しいATTS試験方法を，スポーツ着用条件および種々な試験条件間の関係から検討したものである．
測色学的結果および酸化還元電位結果は，汗・日光に対する染色堅牢度の新しいATTS試験方法が，実際の消費者使用時のスポーツウェアの品質評価にもっとも適合することを見出した．
「デサントスポーツ科学」第8巻/公益財団法人 石本記念 デサントスポーツ科学振興財団
汗と日光との複合作用に対する染色堅牢度試験方法（JIS L 0888 '77）は，現在スポーツウェアの品質評価に不十分なことが知られている．
この研究は，繊維製品の品質評価に適合するための，汗・日光複合作用へのスポーツウェアの染色堅牢度を求める弱還元剤（ビタミン，グルコース）を含む酸性人工汗液を用いる新しいATTS試験方法を，スポーツ着用条件および種々な試験条件間の関係から検討したものである．
測色学的結果および酸化還元電位結果は，汗・日光に対する染色堅牢度の新しいATTS試験方法が，実際の消費者使用時のスポーツウェアの品質評価にもっとも適合することを見出した．
「デサントスポーツ科学」第8巻/公益財団法人 石本記念 デサントスポーツ科学振興財団
| 研究者名 | 浦畑俊博*1, 熨斗秀夫*2, 野田健一郎*3 |
|---|---|
| 大学・機関名 | 繊維製品技術研究会（ATTS） *1 帝塚山学院短期大学, *2 京都工芸繊維大学, *3 大阪市立工業研究所 |
キーワード