被服気候学的観点からの高所用登山靴の評価・改良
【大分類:7. デサントスポーツ科学 小分類:7.10 Vol.10】
要旨
高所用登山靴8種類(天然皮革製登山靴,プラスティック製登山靴各4種類)について-20℃の人工気候室内で着用実験を行ない,保温性能と対水分特性の両面から温熱的機能を評価検討した.全般的に皮革製登山靴の方が靴内温度はやや高く,熱貫流率が低く保温性は優れていた.プラスティック製登山靴にも皮革製登山靴と同等の保温性を示すものが1種類あった.皮革製登山靴の方が,靴内部はプラスティック製登山靴に比較してより乾燥しており,着用時の重量増加も少なく,水分放出特性においてやや優れていると思われる.
「デサントスポーツ科学」第10巻/公益財団法人 石本記念 デサントスポーツ科学振興財団
高所用登山靴8種類(天然皮革製登山靴,プラスティック製登山靴各4種類)について-20℃の人工気候室内で着用実験を行ない,保温性能と対水分特性の両面から温熱的機能を評価検討した.全般的に皮革製登山靴の方が靴内温度はやや高く,熱貫流率が低く保温性は優れていた.プラスティック製登山靴にも皮革製登山靴と同等の保温性を示すものが1種類あった.皮革製登山靴の方が,靴内部はプラスティック製登山靴に比較してより乾燥しており,着用時の重量増加も少なく,水分放出特性においてやや優れていると思われる.
「デサントスポーツ科学」第10巻/公益財団法人 石本記念 デサントスポーツ科学振興財団
研究者名 | 横山宏太郎 |
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大学・機関名 | 武庫川女子大学(現所属:北陸農業試験場) |
キーワード