信州大学 繊維学部技術データベース

Research Seeds

ニット製品を高機能化するための技術開発に関する研究

【大分類:3. テキスタイル 中分類:3.1 ファブリケーション 小分類:3.1.2 編物

ニットはシートや織物に比べて繊維の屈曲が大きくなるため、炭素繊維のような剛性が高い材料では、繊維の損傷が激しく、編成できないという問題があった。本研究では炭素繊維を他繊維でカバリングすることにより、炭素繊維の編成を可能にした。また、立体形状のCFRPを製造するためには、手間とコストがかかるという問題があったが、本研究で検討した無縫製ニットは、継ぎ目なく、立体形状に繊維を編成することが可能であり、立体形状を有する炭素繊維基材を簡易に低コストで製造することができる。

アンケート調査(2014年)/信州大学繊維学部Fii
研究者名 福田ゆか
大学・機関名 あいち産業科学技術総合センター 尾張繊維技術センター 素材開発室

キーワード

ニット強度伸縮性着圧CFRP(炭素繊維強化プラスチック)シミュレーション