信州大学 繊維学部技術データベース

Research Seeds

PDF スポーツウェアの品質評価に関する研究

【大分類:7. デサントスポーツ科学 小分類:7.13 Vol.13

 現在,スポーツウェアに広範囲に使用されているポリウレタン加工素材について,加工剤の経時劣化により,はく離亀裂,クリーニングトラブルなどの現象が多発していることが指摘されている.
 本研究は,これら製品使用上のトラブルを未然に防止するための有効かつ合理的な事前評価方法について検討したものである.
 実験は,試作試料および試買品を対象に,ジャングル試験耐光試験などの加速劣化処理を行った後の試料について,はく離試験,もみ試験などの検出試験を行った結果,事前評価のための加速劣化方法にはジャングル試験および人工汗液ジャングル試験が,また,検出方法にはもみ試験が適当であることを見いだした.

「デサントスポーツ科学」第13巻/公益財団法人 石本記念 デサントスポーツ科学振興財団
研究者名 熨斗秀夫 *1, 浦畑俊博 *2, 辻阪新二*3, 古川元彦*4
大学・機関名 *1 夙川学院短期大学, *2 帝塚山学院短期大学, *3 大阪国際女子大学, *4 日本化学繊維協会

キーワード

スポーツウェアポリウレタン加工素材事前評価方法加速劣化方法