信州大学 繊維学部技術データベース

Research Seeds

PDF 心肺機能の強化を意図した運動強度,運動量および心拍数,血圧の同時長時間測定

【大分類:7. デサントスポーツ科学 小分類:7.14 Vol.14

 近年,動脈硬化性疾患の予防因子として,運動療法の重要性が認識されてきている.しかし,一方で狭心症などの冠動脈硬化性疾患患者にとって,無理な運動は危険因子としての側面もある.また,社会的にも健康対策として運動を行う人々が急激に増加してきており,その安全対策が重要問題となってきている.
 より安全に運動療法を行うためにも,運動強度と心電図の継時的測定は必要である.このため,われわれは24時間心電図測定装置と加速度センサーを用いて,継時的に運動強度,心電図を測定する装置を開発した.加速度センサーは,1次元方向のみの加速度をとらえるセンサーと,3次元方向の加速度をとらえるセンサーの2種を用いて,運動強度との関係を検討し,本装置の有用性について検討した.

「デサントスポーツ科学」第14巻/公益財団法人 石本記念 デサントスポーツ科学振興財団
研究者名 和泉徹, 相崎俊哉, 林千治
大学・機関名 新潟大学

キーワード

動脈硬化性疾患運動療法狭心症冠動脈硬化性疾患心電図運動強度