ガス透過性防水シートに関する研究

ガス透過性防水シートは、遮水性とガス透過性を併せ持つ微多孔膜と、微多孔膜の両面を保護・補強する不織布から成る3層構造の複合材料である。当研究所ではこれまで、本シートに関する研究開発および実用化支援を行ってきた。本シートは、福島第一原子力発電所の事故に係る除染廃棄物仮置場の上部シートとして、実際に使用されている。

【主要参考文献】
西村正樹, 赤井智幸, 嘉門雅史: ガス透過性防水シートを用いたキャッピングエ法の開発と除染廃棄物仮置場への適用, ジオシンセティックス技術情報, Vol. 29,　No. 2, pp. 9-14, 2013

アンケート調査（2014年）/信州大学繊維学部Fii

研究者名	西村正樹
大学・機関名	大阪府立産業技術総合研究所　繊維・高分子科

キーワード

ガス、透過性、防水、除染廃棄物、仮置場、遮水性

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