学校での素足生活が,児童の直立時安定保持能力の発達に及ぼす影響
【大分類:7. デサントスポーツ科学 小分類:7.16 Vol.16】
長年にわたって,学校での素足生活を実施している小学校の児童を対象に,接地足底面の形状,ならびに直立姿勢の安定性を6年間にわたって継続測定した、そして,その年齢変化の特長を把握するとともに,対照校の児童との比較によって,素足生活の影響について検討を試みた.その結果,以下の特長を有することがわかった.
1)接地足底面の形状は,対照校の児童に比べて土踏まず部が大きく,足角が大きい傾向を示した.
2)直立時の重心位置は,年齢に従って足先に変移し,対照校の児童より成人に近い値を示した.
3)直立姿勢の安定性には優れており,20年前の児童とほぼ同程度の能力を有した.
「デサントスポーツ科学」第16巻/公益財団法人 石本記念 デサントスポーツ科学振興財団
1)接地足底面の形状は,対照校の児童に比べて土踏まず部が大きく,足角が大きい傾向を示した.
2)直立時の重心位置は,年齢に従って足先に変移し,対照校の児童より成人に近い値を示した.
3)直立姿勢の安定性には優れており,20年前の児童とほぼ同程度の能力を有した.
「デサントスポーツ科学」第16巻/公益財団法人 石本記念 デサントスポーツ科学振興財団
研究者名 | 臼井永男 |
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大学・機関名 | 放送大学 |
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