視覚障害者に適した運動能力測定法の開発
【大分類:7. デサントスポーツ科学 小分類:7.19 Vol.19】
視覚障害者に適した運動能力測定法の開発を行うため,全国盲学校を対象にスポーツテストに関する実態調査と,視覚障害者ランナーを対象に体力に関する調査の2つを実施した.
上記2つの調査結果から,視覚障害者にとって測定および評価法が最も困難な種目は「反復横跳び」であり,その原因として,視覚の情報が得られない,もしくは,不十分である場合には,1)線の認識が正確にできない,2)一定範囲内でサイドステップを続けることができない,という2つの問題点が明らかになった.
さらに,これらの問題点を改善するために,盲学校から得られた情報をもとに「反復横跳び補助ロープ」を試作した.試作された補助ロープは,手先からの情報で3本線が認識でき,ロープをたどればサイドステップが一定範囲内でできるため,視覚障害者の「反復横跳び」には有用な補助具となり得る可能性が示唆された.
「デサントスポーツ科学」第19巻/公益財団法人 石本記念 デサントスポーツ科学振興財団
上記2つの調査結果から,視覚障害者にとって測定および評価法が最も困難な種目は「反復横跳び」であり,その原因として,視覚の情報が得られない,もしくは,不十分である場合には,1)線の認識が正確にできない,2)一定範囲内でサイドステップを続けることができない,という2つの問題点が明らかになった.
さらに,これらの問題点を改善するために,盲学校から得られた情報をもとに「反復横跳び補助ロープ」を試作した.試作された補助ロープは,手先からの情報で3本線が認識でき,ロープをたどればサイドステップが一定範囲内でできるため,視覚障害者の「反復横跳び」には有用な補助具となり得る可能性が示唆された.
「デサントスポーツ科学」第19巻/公益財団法人 石本記念 デサントスポーツ科学振興財団
研究者名 | 柿山哲治,高石昌弘 |
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大学・機関名 | 大妻女子大学 |
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