信州大学 繊維学部技術データベース

Research Seeds

炭素繊維織物/ポリプロピレン複合材料におけるMFRの影響

【大分類:1. 繊維・高分子素材 中分類:1.1 天然系 小分類:1.1.3 その他

PPは低コストで機械特性や成形性に優れるため,炭素繊維との複合化が望まれており,これまでに炭素繊維との接着性を向上させるためPP に改質剤等を練込み,その樹脂から接着性の良いフィルムを開発して炭素繊維複合材料の物性や衝撃性等を評価した。より物性及び加工性を向上させるため溶融粘度の異なるPP樹脂を用いてフィルムを作製。試作したPP フィルムと炭素繊維からシートを作製し物性や衝撃性等を評価し,メルトフローレートの影響について検討した。

繊維研究機関技術シーズ調査(2013年度)/日本化学繊維協会
研究者名 ○木水貢,奥村航,上田久偉,栗山亘,長谷部裕之
大学・機関名 石川県工業試験場 他

キーワード

炭素繊維ポリプロピレン(PP)複合化