信州大学 繊維学部技術データベース

Research Seeds

環境に優しい機能性材料の開発 ~ 必要な時に分解・回収 ~

【大分類:1. 繊維・高分子素材 中分類:1.2 合成系 小分類:1.2.2 非石油系

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丈夫で長持ちする材料が必ずしも良いとは限りません。使用後に無害な物質となる分解性材料が注目されています。その代表選手が『生分解性プラスチック』です。しかし、微生物の助けが必要なため分解に長時間かかり、また分解した物の回収・再利用も難しいのが現状です。必要な時に必要なだけ分解し、分解物も簡単にリサイクルできれば、環境に優しいだけでなく機能性材料としてその用途は大きく広がります。伊藤研究室では、界面活性剤やプラスチックなど身近な有機材料に『化学分解性』を付与することを研究中。

信州大学繊維学部 研究紹介2020/信州大学繊維学部
研究者名 伊藤恵啓
大学・機関名 信州大学

キーワード

環境分解性材料界面活性剤プラスチック化学分解性