X線CTを用いたニードルパンチ不織布の構造解析
【大分類:3. テキスタイル 中分類:3.1 ファブリケーション 小分類:3.1.3 不織布】
ニードルパンチ工程において、ウェブ中の繊維はニードルによって垂直方向に押し込まれ、杭状の繊維束が形成され、不織布の結合点として働く。したがって、杭状繊維束の構造は不織布の力学物性を決定する重要な因子である。本報告では、X線吸収係数の異なる二種類の繊維を用いることによってCT画像上で杭状繊維束を可視化し、針深度を変えて作成したニードルパンチ不織布内の杭状繊維束の構造を解析した結果について報告する。
繊維研究機関技術シーズ調査(2016年度)/日本化学繊維協会
繊維研究機関技術シーズ調査(2016年度)/日本化学繊維協会
研究者名 | ○石川達也, 石井雄二郎, 中曽根賢吾 他 |
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大学・機関名 | 信州大院 |
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