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物理学コース長谷川庸司教授、川出健太郎助教、竹下徹特任教授を含む研究グループが「ブレークスルー賞」を受賞しました。

2025年5月9日
 物理学コースの長谷川庸司教授、川出健太郎助教、竹下徹特任教授を含む研究グループが、米グーグルの創業者らが出資するブレークスルー財団が主催する自然科学の国際的な学術賞「ブレークスルー賞」を受賞しました。
【受賞者】
長谷川 庸司 (物理学コース 教授)
川出 健太郎 (物理学コース 助教)
竹下 徹 (物理学コース 特任教授)

【研究テーマ】
 質量生成を引き起こす対称性の破れのメカニズムを実証するヒッグス粒子の特性の詳細測定、強い相互作用をする新粒子の発見や素粒子物理学の標準理論を超える理論で予言される未知の粒子の探索、稀少プロセスと物質-反物質非対称性の研究など、最も短い距離と最も極端な条件での自然の探究です。

【研究概要】
 受賞の対象となった四つの実験(ATLAS実験、CMS実験、ALICE実験、LHCb実験)のうちATLAS実験に参加し、ミューオンと呼ばれる素粒子を高速で検出するミューオントリガーの建設・運用やヒッグス粒子やトップクォークに関するデータ解析などを担ってきました。また、2030年に運用開始予定の後継加速器(HL-LHC)での実験に向けたミューオントリガーのアップグレードでも、先導的な役割を担っています。
【関連先リンク】
Breakthrough Prize
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