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化学コース髙橋史樹准教授が、日本分析化学会 中部分析化学奨励賞を受賞しました。

2022年9月2日
化学コース髙橋史樹准教授が令和4年度日本分析化学会 中部分析化学奨励賞を受賞し,2022年8月26日(金)~ 27日(土)に石川県青少年総合研修センターで開催された「第39回分析化学中部夏期セミナー」において受賞講演を行いました。受賞の題目は以下の通りです。

【受賞の題目】
微量薬毒物成分分析のための新規濃縮分離・検出技術の開発に関する研究
【研究の概要】
血液や尿などの生体試料からの薬物の分析や,河川・湖沼水等の環境試料からの農薬の分析などが臨床・法科学等の分野で重要な位置付けをされています。近年の分析機器の高性能化に伴って,薬毒物を高い感度で検出できる機器分析法が報告されており,実際の薬毒物分析が実施されています。一方,様々な薬毒物の成分,並びに現場の状況に対応できる分析方法への展開に向けて,その場(オンサイト)分析による薬物検出法の開発も必要とされています。髙橋教員の研究グループは,新規微量薬毒物分析法の開発を行うため,理論的な考察に基づいた分離及び検出技術の開発について取り組み,得られた知見に基づいた新しい分析領域への展開に対する試みを行ってきたものです。
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