物質循環学ユニットの吉田暁人さんが日本陸水学会第86回兵庫大会で優秀口頭発表賞を受賞しました。

2022年12月22日

2022年9月16日（金）-19（月）にオンラインで開催された日本陸水学会第86回兵庫大会において、総合理工学研究科理学専攻修士課程2年生の吉田暁人さん（物質循環学ユニット　宮原研究室）が優秀口頭発表賞を受賞しました。受賞題目は以下のとおりです。

【受賞の題目】
湖沼中のプラスチックによるPAHs収着の変動要因

【研究の概要】
本研究では、湖水中のプラスチックによる多環芳香族炭化水素類（PAHs）収着の変動要因を、室内実験と諏訪湖における野外実験から解析した。室内実験では、水温上昇にともないプラスチックのPAHs収着能が増大することが示された。野外実験では、冬季と夏季でプラスチックに収着されたPAHsの量や組成が異なることが示された。以上より、湖水中のマイクロプラスチックが収着するPAHsの量や組成は水温変動に大きく影響されているものと考えられる。

詳細ページ（日本陸水学会第86回兵庫大会）