化学ユニットの永山麻緒さんが第74回コロイドおよび界面化学討論会においてポスター賞を受賞しました。

2023年9月27日

2023年9月12日-15日に信州大学工学部で開催された「第74回コロイドおよび界面化学討論会」にて、化学ユニット修士課程1年生の永山麻緒さん（浜崎研究室）が、ポスター賞を受賞しました。受賞の題目は以下の通りです。

【発表タイトル】
ポリｰNｰイソプロピルアクリルアミドゲル内への凝集誘起蛍光分子の取り込みと発光ー消光の可逆的制御

【概要】
PNIPAゲル中に疎水性分子を取り込むと33℃付近を境に高温では疎水性分子は分散し、低温では凝集する。この現象に、凝集することで発光する分子(AIE分子)を適用し、ゲルの膨潤収縮に伴う発光のON・OFFの制御を試みた。膨潤状態では収縮状態に比べて約3.5倍まで強度が増加し、発光強度の増減が繰り返し起こることを、実験的に確認した。この現象は、温度センサーや発光素子などへの応用が期待できる。

【詳細ページへのリンク】
第74回コロイドおよび界面化学討論会