化学ユニットの阿辻克幸さんが、第69回ポーラログラフィーおよび電気分析化学討論会において優秀発表賞を受賞しました。

2023年11月1日

10月25-26日、長崎県五島市において開催された第69回ポーラログラフィーおよび電気分析化学討論会において、大学院総合理工学研究科修士1年の阿辻克幸さん（化学ユニット巽研究室）が優秀発表賞を受賞しました。受賞題目は以下のとおりです。

【受賞題目】流動炭素粉末電極を用いた実ポテンシャル測定における電解質の種類と濃度の影響

【研究概要】
当研究室ではこれまでに、水銀の代替として様々な粉末電極を用いてボルタ電位差測定を行ってきた。流動炭素粉末電極と銀塩化銀電極を用い、塩化物イオンの実ポテンシャルを測定したところ、ほぼ同じ塩化物イオン濃度であるにもかかわらず、電解質の種類によって異なる結果が得られた。また、濃度を変えたときに違った挙動が得られた。これらの違いが有意な差かどうかも含めて検討を行った。