物理学コース 学生インタビュー 1

「"大きさ"はものさしで測るものだけではない,という気づきがあるのが物理の面白いところ。」

Q. 大学に入る前の想像通りでしたか,違っていましたか?

A. 両方ありますね。
想像通りだったのは,高校の時より物理の好きな学生が集って来ていて,物理について色々と活発に議論していることです。逆に想像とは違っていたのは,先生方との距離感が近いことでした。大学の先生は話しかけづらいという印象を持っていたのですが,意外と質問にも行きやすく,これはいい意味で想像と違っていました。

Q. 大学院では何を研究しているのですか?

A. 現在,素粒子理論を研究しています。
素粒子というのは物質を構成する元になっているものですが,その素粒子の性質を理論によって明らかにする学問分野があります。私はその素粒子の研究を行っています。
まだ新しいことは行っていませんが,その素粒子論の基礎となる場の量子論というものを現在勉強しているところです。

Q. 受験を考えている方へ,一言お願いします。

A. 自分で考えて,自分で学習できる環境があります。
信州大学理学部物理学コースは,先生や先輩との距離感が近いことがいいところです。例えば,サイエンスラウンジというのものがあります。サイエンスラウンジでは,4年生が1〜3年生に物理のわからないところを教えます。このような場を通して,同級生だけでなく先輩とも交流しながら,物理を理解してくことができるところがいいところだと思っています。受験生には,そのようないいところを知ってもらえればと思います。
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