諏訪臨湖実験所の沿革

湖沼高地教育研究センター(諏訪臨湖実験所)は、理学部附属臨湖実験所開設から現在まで、組織の名称は変わってきたが、諏訪湖をフィールドとした陸水学の研究拠点として、独自の諏訪湖定期観測を継続し、学内外の研究者と連携しながら陸水学に関する基礎的研究を行っています。また、学部・大学院の教育にも関わり、諏訪地域の信州大学の顔として、地域社会への貢献も積極的に行っています。

内容

1954

諏訪測候所の一部の所管換を受け、諏訪市などの援助を得て、1957年(昭和32年)信州大学文理学部附属研究施設として発足。

1965

国立学校設置法施行規則の改正により、附属臨湖実験所として設置が認められ、また助手定員1名が配置。

1966

文理学部改組にともなって理学部附属臨湖実験所となる。

1973

助手定員の助教授定員への振り替え。

1988

建物が建て替えられ、5階建、床面積1,540㎡の新屋舎が完成。

1990

教授定員への振り替え。

1996

木崎湖畔に実験室の寄贈を受け、当実験所の分室とする。

2001

臨湖実験所を発展的に解消し、理学部教官3名技官1名と経済学部教官1名の転換によって、学内共同利用センターとしての山地水環境教育研究センターが生まれた。

2006

山地水環境教育研究センターは山岳科学総合研究所の一部門(山地水域環境保全学部門)となり、以降、山地水環境教育研究センターは組織ではなく施設の名称となる。

2014

山岳科学総合研究所は先鋭領域融合研究群山岳科学研究所に改組される。

2019

施設名称を山地水環境教育研究センターから諏訪臨湖実験所に改める。

改組により発足した理学部附属湖沼高地教育研究センターの所属となる。

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