理学部の学び

"答えのない問題"に答えるには

高校までの学びでは,すでに答えが明快な問題に皆さんは取り組んできたと思います。
しかし,研究や実際の社会では答えのない問題に対応することを常に求められます。
思い込みや先入観を避けて,物事の因果関係をはっきりさせる。そのような考え方が必要になります。
では,そのような考え方はどのように身につくのでしょうか?

”なぜ?”を繰り返す

そのためには,ひたすら"なぜ?","なぜ?"を繰り返し問うことだと思います。
教科書で学んだことや講義で聞いたこと,実験・実習で得たデータ,そういったものにもしっかりと"なぜ?"と問いかける,そうすることによって,おそらく,普遍的な答えに到達することができるのではないかと考えています。そのような学び方が,皆さんの考え方や姿勢を大きく変化させるのではないかと思います。

信州大学の学習環境は?

信州大学が位置する長野県は,自然環境にとても恵まれたところです。特に理学部がある松本市は,周りを雄大な北アルプスや美ヶ原高原に囲まれていて,都会の喧騒に惑わされずにじっくりと自然科学を学ぶことができる環境です。
この環境を生かして自分がやりたいことを見つける,自分がやりたい研究を進めていく,そういったことはすごく楽しくて素晴らしいことだと思います。
自然現象の探求に興味がある人,信州の野山で研究をしたいという人,そのような人たちに信州大学理学部はぴったりな学部だと思います。

理学部の学びとは?

理学部の特徴とは,世の中の"なぜ?"を探求して解決していくことだと思います。
それゆえ,理学部の学びというのは科学の本当に基本的なところに力を入れています。この基本的な力というものが将来のいろいろな問題に対応する基礎になるのではないかと考えています。
そのような科学の基礎をしっかり勉強すれば,いろいろな分野で活躍でき,いろいろな課題を解決することができる人になると思います。
それが,理学部の学びです。
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