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信州大学 理学部 理学科 物理学コース 宇宙線実験研究室(全学教育機構)

信州大学 理学部 宇宙放射線研究室 観測天文学グループ

 信州大学 宇宙線実験研究室 観測天文学グループ の ホームページへようこそ。
 私たちは影絵のような方法を使って宇宙の研究をしています。宇宙には星や銀河のように明るく輝く天体がある一方で、自ら明るく輝かない物質(星間ガス、銀河間ガスなど)も大量に漂っています。このような物質は背後にある明るい天体(クェーサーなど)からの光を部分的に遮る効果を持つため、地球からはその吸収線を使って調べることができます。この方法を使うと、例えばクェーサーの内部構造、宇宙の物質変遷の歴史、星間空間に漂う巨大分子、などを調べることが出来ます。

お知らせ観測天文学グループについて


 信州大学 理学部 宇宙線実験研究室 (全学教育機構) 観測天文学グループ は2011年4月に3名(スタッフ1名、学部4年生2名)でスタートしました。


現在までにこの研究室で論文を書いた学生数は、博士3名、修士8名、学士18名(のべ人数)です。また現在の構成メンバーは10名(スタッフ1名、PD1名、博士2名、修士3名、学部生3名)です。私たちは
星やクェーサーのスペクトルにみられるあらゆる吸収線に興味を持っています。すばる望遠鏡、木曽観測所、岡山天体物理観測所をはじめとする国内外の望遠鏡での観測は体力勝負! 天体写真を撮るような派手さはありませんが、宇宙に潜む星間・銀河間物質の静かな囁きに、そっと耳を傾ける研究を行っています。


新着情報news

2023年12月15日
当研究室の登口暁研究員が「宇宙の夜明けにもブルドッグはいた! ~すばる望遠鏡や JWST で見つかったブラックホールが急成長中の天体~」というタイトルでプレスリリースを行ないました。
2023年10月31日-11月1日
愛媛大学との合同研究会を信州大学松本キャンパスにて行いました。分野を超えて幅広い議論を行い大いに盛り上がりました。愛媛大学の皆さん、お越しいただきありがとうございました!
2023年9月20-22日
名古屋大学東山キャンパスで開催された天文学会秋季年会に参加し、研究発表を行いました。当研究室からは3名(三澤、登口、劉)が参加しました。