コースについて
情報デザインコースCOMPUTER SCIENCE AND SYSTEM DESIGN TECHNOLOGY COURSE
情報デザインコース概要
人と情報をつなぎ、豊かな体験を創るデザインを探究する
人と情報との関係を理解し、社会に新たな価値を提供するデザインを創造できる人材となる知識を学べます。インタラクションデザイン、情報システム設計、ディジタル通信、組込システム、IoT・AIシステム応用など、ソフトウェアとハードウェア双方のデザインに関する知識と技術を学習します。生体情報を応用したインタラクション、情報システムの設計と評価、AIを活用した適応型通信アーキテクチャなどを研究テーマとして取り組み、豊かな体験を創るデザインを探究できます。

4年間の主なカリキュラム
1年次
情報分野の学びに必要な基礎知識を身につける
- 情報デザインゼミナール
- 基礎数学
- 数理決定概論
- プログラミング言語Ⅰ
- 計算科学基礎
2年次
専門的な知識を学びながら、実践的なスキルを養う
- 応用数学Ⅰ
- 応用数学Ⅱ
- 情報デザイン実験Ⅰ
- アルゴリズム基礎
- ディジタル通信システム
- 論理回路設計
- プログラミング言語Ⅱ
- 情報数学
- 信号処理
- 通信工学
- 形式的システムモデリング
- コンピュータアーキテクチャⅠ
3年次
より高度な知識の修得と実験などを通じた専門性と応用力の向上
- 情報デザイン実験Ⅱ
- 情報理論
- コンピュータネットワーク
- 分散コンピューティング
- オペレーティングシステム
- 画像処理
- コンピュータアーキテクチャⅡ
- 組込システム
- 情報数理特別講義
- 情報デザイン実験Ⅲ
- 情報セキュリティ
- ソフトウェア工学
- データベース
- メディアプログラミング
- ヒューマンコンピュータインタラクション
- コンピュータ・デバイス
4年次
これまでの経験を活かし先端的なテーマによる研究活動に取り組む
- 卒業研究
卒業研究のテーマ例
- 形状・感触・センサ配置を自由にカスタマイズ可能な柔軟デバイスの開発
- ユーザに共感しながら作業記録を行う音声対話システムの開発
- 深層学習を用いた果実の個体別リアルタイム生育情報の抽出
- 生成AIを活用したソフトウェア依存関係における変更内容の評価
- 多目的進化アルゴリズムを用いた歩行者利便性増進のための道路設計の検討
ピックアップ科目
ヒューマンコンピュータインタラクション
人間の認知特性を理解し、直観的で使いやすいインタラクションを設計する力を養います。インタラクションデザインを学び、情報システムの開発・評価に取り組みます。
メディアプログラミング
メディアコンテンツの技術を学び、プログラミングを通じて情報表現の手法を習得します。 文字・画像・音のメディア処理を実践し、サービス開発や作品制作に活かす力を養います。
ディジタル通信システム
情報通信の基礎を学び、情報の変換や符号化、変調技術を習得します。無線・有線通信の仕組みを理解し、高速・高品質な通信システムの設計に必要な理論を習得します。
組込システム
組込システムの制御を学び、センサとの接続やデータ取得、データのグラフ化の方法を習得します。さらに、インタフェースを活用したデバイス制御の実装についても学びます。
目指せる職業・進路
- ITシステム・ソフトウェア
- 通信・ネットワーク
- 電機・電子・精密機器
- 製造・機械・装置
- 電力・エネルギー
- 流通・小売
- 放送・メディア
- 公共・インフラ・交通
- 会計・行政系ITサービス
- エンターテイメント
- 教員
- 公務員
- 進学(大学院修士・博士課程) など