コースについて

信州大学工学部は、
5学科から1学科1+9コース体制へと
大きく生まれ変わります。

より一人ひとりに合った柔軟な学びを実現するための、新しい体制が2026年4月からスタートします。 さまざまな分野の知識融合による幅広い教養、分野融合研究による専門性の拡張・深化、大学院と連携した人材育成の強化などを通じて、 社会の課題解決や地方創生にも貢献できる「未来を創る力」を育みます。

工学部改組のポイント

POINT 1

より充実したコース科目で、
広がる未来への選択肢

充実したコース科目で、実践的な学びを追求できます。教員のサポートもさらに充実。自分の適性や未来を見据えたさまざまな選択ができ、キャリアの可能性を広げます。

POINT 2

先鋭融合コースは、
2つの分野をより深く、より広く

2つの分野を組み合わせて学べる先鋭融合コースでは、専門性が高い分野の深い知識を複数持つことができ、一人でも独創的な発想をすることができる「π型人材」を目指せます。

POINT 3

基幹9コースは、専門性を軸に、
他分野の知見も修得

専門性に特化した基幹9コースでは、分野に精通するだけでなく、経験やスキルも蓄積。
さらに、他分野にも知見を広げることで、社会で求められる「I型人材」を目指せます。

いま社会では、専門性と独創的なアイデアを
生み出す存在が求められています

社会情勢の変化や企業の多角化が進む現在、従来の「I型人材」に加え「π型人材」に注目が集まっています。 状況に合わせて柔軟に自らを変化させつつ、新たな価値を創造し、対立やジレンマを克服しながら、個々の能力をいかんなく発揮し、迅速な意思決定と責任ある自律的な行動ができる人材を育成します。

先鋭融合コースと基幹9コースの違い

先鋭融合コース

2つのコースの専門性と幅広い知見から独創的なアイデアを生み出す人材へ

基幹9コースからメジャー・サブメジャー
コースを選んで学べる

入学後、1年次にメジャーコース、3年次にサブメジャーコースを選択し、学ぶことができます。
※基幹9コース・数学・物理等から選択

2つの専門を意識した学びを実践
独自授業で広がる可能性

分野を融合した独自の授業をはじめ、卒業研究、インターンシップ、海外留学などを通じて、キャリアの可能性を広げられます。

早期の研究室配属で分野を融合した
境界領域研究を実施

境界領域の分野融合研究を行う研究室に直結。3年次以降の授業計画等は、複数分野の教員のアドバイスをもとに計画できます。

基幹9コース

より深化した専門分野を学び、強いリーダーシップを発揮できるスペシャリストに

深い専門性を追求
特定の分野のスペシャリストに

高度な専門知識を体系的に学び、社会の課題解決に貢献できる技術者、最前線で活躍できるリーダーを育成します。

近い分野は他コース履修・転コースも可能で資格取得も柔軟

1学科になる強みとして、関連分野の科目の履修が容易になります。転コースも可能、各分野の専門資格や教職科目も充実しています。

早期進学制度により
大学院進学をサポート

優秀な成績を収めた学生向けに、修士課程への早期進学をあらゆる角度からサポート。高度研究・開発職を目指せます。

各コースの履修方法

◯数理・AI・DS科目群:応用基礎レベル科目群・専門科目群・データ駆動型地域PBL

よくある質問

先鋭融合コースと基幹9コースで大きく違うところはどこですか?

まず、入試方法が違います。先鋭融合コースは、総合型選抜Ⅰと学校推薦型選抜Ⅰのみで、基幹9コースはそれらに加え個別学力試験を課す一般入試があります。先鋭融合コースは入学後に専門分野を決めますが、基幹9コースは入学試験時に専門分野のコースを決めます。

先鋭融合コースのメジャーやサブメジャーを決めるのは難しくないですか?

入学時よりチューター教員が一人ずつ付き、授業の履修計画や研究室選択などのさまざまな相談やアドバイスが受けられます。先鋭融合コース独自の授業以外に全コースに触れる授業もあり、メジャー・サブメジャーの選択に役立てることができます。

卒業研究や研究室配属というものがよく分かりません。

大学の学びは、授業を受けその内容を理解する初歩の段階から、学んだことを応用・展開しさまざまな課題に挑戦する段階まで4年間かけて進みます。先鋭融合コースは3年次、基幹9コースは4年次に研究室を選択し、指導教員のもと卒業研究に取り組みます。

大学院に進学する場合、先鋭融合コースと基幹9コースで選択できる分野が変わりますか?

基本的に、卒業研究で所属した研究室や指導教員の分野に大学院進学することになりますので、先鋭融合コースも基幹9コースも変わりません。どちらのコースでも指導教員と大学院での研究計画を立てて進学することになります。