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2025/09/03(教育実習)
〇師弟同行
信大の学生による実習が折り返し地点を過ぎました。
本園では今年から、実習生にも、日頃私たちが大切にしている「環境を通して行う保育」を一緒に取り組んでもらうように、実習のカリキュラムを全面的に見直してみました。
実習生自身が、子どもの遊びの姿から、その興味関心をとらえ、明日の保育環境をどう再構成していくのか考えていきます。
また、日頃本園の保育者が行っているのと同様に、保育ドキュメンテーションを作成し、そこに援助の方向を入れこんでいきます。
ここにあるのは、「師弟同行」の考え方です。
師弟が共に生活し、同じように振舞いながら、成長や学びを深めていく形をこの教育実習でもとっています。
その中で、「保育者」の仕事というものを、実習生は学んでいきます。
師弟同行は、師もまた、弟子の成長する姿や学びから教訓を得て、自身の成長へとつなげていきます。そこには、互恵性のある学びの形が生まれます。
信州幼児教育支援センターが作成した保育者育成指標には、
「教育・保育実習指導」の項目のポイントとして、
・安心できる雰囲気づくり
・記録や対話を通して学び合う
・実習生と一緒に過ごす
の3つが挙げられています。実習生と一緒に過ごすというのは、実習生の保育者の背中を見せるということ。
この実習期間中、本園の職員もまた、保育について考える機会をもらっています。
実習生による絵本の読み聞かせや手遊びが今日から始まります。
実習生が中心になって、遊びを支えていきます。
放課後は、保育ドキュメンテーションを作成しながら保育を振り返ります。
〇保育ドキュメンテーション