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【出前講座の紹介②】小松 勝彦先生

今回は本学で実施している「出前講座」の特集です。出前講座とは、依頼があった教育機関などに本学の先生方が実際に出向いて行う出張講座のことで、毎年多数の機関からお申し込みをいただいています。

こちらの記事では、そんな出前講座で実際に講義をしてくださっている先生方を紹介します!

2人目は、「レーダ」分野を専門に研究されている小松 勝彦(こまつ かつひこ)先生です。

小松先生(ドローン②)DSC00061.jpg

自己紹介

航空宇宙システム研究拠点の⼩松です。普段は飯⽥サテライトキャンパスにて、⼩型無⼈航空機搭載⽤のミリ波レーダの研究を⾏っています。

ミリ波レーダは夜間昼間、雲霧中でも対象物を検知でき、また⼩型軽量なので⼩型無⼈航空機にうってつけのセンサです。これを⽤いた障害物検知回避システムと着陸誘導システムの信号処理を中⼼とした研究開発を⾏っています。

ミリ波レーダを搭載して実験を⾏うためのドローンを所有しており、プログラム⾶⾏させて実験を⾏ったりしています。

実施している講座について

ドローン(⼩型無⼈航空機)などの航空機や科学に興味を持ってもらえるように、⾶⾏原理の解説と応⽤先や今後の動向などについての紹介を⾏い、事前の調整により①トイドローンとプログラミング⾔語スクラッチを⽤いたプログラム⾶⾏の実演またはプログラミングの実習、②トイドローンを決められたコースを⾶ばす操縦体験、③ゴム動⼒で紙のプロペラを回して⾶⾏する模型ヘリコプターの製作のいずれかと組み合わせて実施します。

①②は⼈数に制限がありますが、③は簡単な製作なので20 ⼈くらいまで対応できます。

実施講座の魅力

ドローン(マルチコプター)の⾶⾏原理を固定翼航空機と⽐較して説明するとともに、簡単な実験を交え、ドローンの⾶⾏の原理を理解できることを⽬指しています。

今後の発展としては空⾶ぶクルマまで紹介したいと考えています。また対象者のレベルに応じて、後半の内容を選択でき、航空機にとどまらず、プログラミングに親しんだり、楽しんで⼯作したりすることにより科学全般への興味を持ってもらえる構成にしたいと考えています。

なお、⾼学年向けには⼩型無⼈航空機にまつわる決まりごと(法律)についても紹介し、ドローンの啓発活動や発展に寄与したいと考えています。

小松先生(ドローン①)DSC00025.jpg

トイドローンの操縦体験とプログラム飛行の実演状況

小松先生(製作ヘリコプター)DSC00004.jpg

製作するヘリコプター

令和7年度 小松勝彦先生ご担当講座一覧

*詳細は演題一覧をご覧ください*

「ドローンはどうやって飛ぶの?」

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お問い合わせ

信州大学学務部学務課教務グループ 出前講座担当 

TEL:0263-37-2870

E-mail: demae@shinshu-u.ac.jp

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