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【環境マインド育成プログラム】知識学修①「森林や里山をまもろうとする前にやっておくべきこと」〜日本の森の現状を知り、蓼科の森で考える〜」

 2月に締結した「リスキリング教育短期プログラム」の契約に基づき、2月20日(火)、学術研究・産学官連携推進機構の藤尾宗太郎特任助教によるオンライン事前学習を皮切りに「環境マインド育成プログラム」がスタートしました。
 東急リゾーツ&ステイの担当者から蓼科もりぐらしの説明を受け、「蓼科もりぐらし×SDGsの何を知りたいか」についてグループディスカッション。オンライン上で東京本社と東急リゾートタウン蓼科の社員の皆さまがそれぞれSDGsや地域活性化、環境とビジネスなどの視点から意見を発表しあいました。
 1回目のオンライン講義は「蓼科の森とどう付き合っていくか」を考える事前課題を経て3月6日(水)に、森林生態学を専門とする教育学部の井田秀行教授が担当しました。
 森林大国といわれている日本の現状、森林や里山の変遷などその経緯と見方を講義、個人ワークとグループワークを取り入れながら森の課題とともにひも解き、「森と上手く付き合うための第一歩 ~現場、過去、失敗に学ぶ~」への意識を高めることが重要である旨、受講者の皆様へ伝えました。
 身近な森への理解を深めるため、実際に現地で森林管理に携わっている先輩社員の方からヒアリングし、情報を集めた受講者の方からは、「木が茂りすぎて倒れやすくなっている」「間伐は必要であるが人手が不足している」などの発表があり、先生とも意見が交わされ、"森を見て歴史を知る"講義から様々な気づきを得られた様子でした。
 次回の講義では、SDGsの基礎知識を学びます。

井田先生資料.jpg

(3/6(水)井田教授による講義資料 一部抜粋)

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