今日のぎんれい

【画像の見方】
赤線が衛星「ぎんれい」の軌道。「◎GINREI」が現在の位置で、少しずつ東(右方向)へ動きます。地球の自転に伴い、軌道は画像上、徐々に西(左方向)にずれるため、次の周回軌道は赤線が途切れた位置から表示されます。
黄線は昼と夜の境界。赤道上の※は太陽の位置で、※のある側が昼です。
画像は1分ごとに、最新のものに切り替ります。

本画像はAnalytical Graphics, Inc. (AGI社)の製品「STK」で作成しています。AGI社の厚意により掲載しています。
※画像上の時間は、日本時間(UTC+9時間)を示しています。


2014年4月下旬~5月上旬の「ぎんれい」LED点灯実験計画

(長野から仰角5度以上、最短距離800km以下)

下図は(株)アストロアーツ/ステラナビゲータを使用しています。 LED点灯実験計画

 4月下旬から5月上旬にかけて「ぎんれい」のLEDを点灯する実験を行います(上図○印)。「ぎんれい」のLEDの明るさは2種類あり、主LEDはHigh Gain LEDと呼ばれ、約1等星の明るさになり、肉眼でも見ることができます。副LEDはLow Gain LEDと呼ばれ、全国から見ることができますが、約8等星と暗いため、双眼鏡や望遠鏡の助けが必要です。どのLEDを点灯させるかは下記に示します(予定)。
主LED点灯予定:①(4月24日午前2時台)、②(4月26日午前1時台)、⑧(5月6日午後10時台)、⑨(5月8日午後9時台)。
副LED点灯予定 :③(4月28日午前1時台)、④(4月30日午前0時台)、⑤(5月2日午前0時台)、 ⑥(5月3日午後11時台)、⑦(5月5日午後11時台)。

 「ぎんれい」の姿勢は現在、地球の磁場に沿うように沿磁力線制御されています。主LEDからの光は、「ぎんれい」の動きと共に高速で移動し、同じ場所から見ることができる時間は20秒程度と思われます。今回の点灯実験は、「ぎんれい」の機能確認の一環として行いますので、予定が変更されたりすることがありますのでご了承ください。尚、事前の詳細予定は本ホームページに随時掲載する予定です。


第1回LED点灯実験結果

最初の実験のため、リアルタイムでコマンド送信・確認を繰り返しながら運用しました。最後のLED点灯コマンドを「ぎんれい」が正常に受信できなかったため、残念ながら LED点灯は実現できませんでした(今までの運用においても、地上局と衛星との位置関係により通信回線が途切れることが比較的多くありました)。
観測にご協力いただき、ありがとうございました。


第2回LED点灯実験

4月26日午前1時過ぎのパスにおいて、第2回LED点灯実験を行います。第1回と同様に主LEDを点灯させます。
主LEDは照射範囲が狭い(照射角6度)ため、図の白い帯が可視の範囲になります。
「ぎんれい」の姿勢は、地球の磁場に沿うように制御されていますが、誤差がありますので白い帯の周辺でも見える可能性があります。




全国各地で見る「ぎんれい」

長野市から見た「ぎんれい」

平成26年4月26日午前1時39分(日本時間)頃に南の空の地平線から出現、1時43分前後にの辺りで光が見えるかどうか、観測をお願いします。LEDの光の中心方向から外れていますので1等星よりかなり暗くなります。
図は1分ごとの「ぎんれい」の位置を示しています。

(株)アストロアーツ/ステラナビゲータ使用


奈良市から見た「ぎんれい」

平成26年4月26日午前1時39分(日本時間)頃に南の空の地平線から出現、1時42分前後にの辺りを移動しながら数十秒間光る予定。図は1分ごとの「ぎんれい」の位置を示しています。

(株)アストロアーツ/ステラナビゲータ使用


富山市天文台から見た「ぎんれい」

平成26年4月26日午前1時39分(日本時間)頃に南の空の地平線から出現、1時43分前後にの辺りを移動しながら数十秒間光る予定。図は1分ごとの「ぎんれい」の位置を示しています。

(株)アストロアーツ/ステラナビゲータ使用


青森市から見た「ぎんれい」

平成26年4月26日午前1時40分(日本時間)頃に南の空の地平線から出現、1時45分前後にの辺りを移動しながら数十秒間光る予定。図は1分ごとの「ぎんれい」の位置を示しています。

(株)アストロアーツ/ステラナビゲータ使用


銀河の森天文台から見た「ぎんれい」

平成26年4月26日午前1時41分(日本時間)頃に南の空の地平線から出現、1時46分前後にの辺りを移動しながら数十秒間光る予定。図は1分ごとの「ぎんれい」の位置を示しています。

(株)アストロアーツ/ステラナビゲータ使用


光学追跡ネットワーク構築、プロ・アマを問わず、一般の方も参加できる宇宙通信を実現します

信州大学工学キャンパス(長野県長野市)における可視光送受信局とバックアップ局(例えば、長野県伊那市)での通信、また移動式受信局(専用車両)による通信も計画しています。さらに、JAXA・NICT・天文台等の大型望遠鏡による受信局網も構築いたします。

衛星の光が見える範囲、移動式受信局で広がる多彩な活用法

  • ・衛星軌道は高度400km、軌道傾斜角65度です。
  • ・衛星から真下を照らした場合、その光の広がりは直径約40kmとなり、その範囲内にいる人は衛星の光を見る事が可能です。
  • ・地心指向で通過する場合は数秒間。衛星の姿勢制御で地上局を指向すると数分間の通信が可能です。
  • ・移動式受信局を利用した場合、各地域に移動して衛星からの光を受光して通信を行う事が出来ます。
  • ・この光を高速で点滅させる事により、いろいろな情報を送る事が出来ます。また、モールス信号でゆっくり点滅する光を直接目で見る事ができ、衛星からのメッセージを皆さんが読み取る事が出来ますし、また専用の受信機を向ける事により衛星が発信する音楽を聴く事も可能となります(計画中)。
  • ・メッセージを衛星に届け、その内容を目で見える光として、希望する時間、場所に送ることもできますし、その他いろいろなイベントが検討されています。多くの人が注目する衛星になるでしょう。

 

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