今日のぎんれい

【画像の見方】
赤線が衛星「ぎんれい」の軌道。「◎GINREI」が現在の位置で、少しずつ東(右方向)へ動きます。地球の自転に伴い、軌道は画像上、徐々に西(左方向)にずれるため、次の周回軌道は赤線が途切れた位置から表示されます。
黄線は昼と夜の境界。赤道上の※は太陽の位置で、※のある側が昼です。
画像は1分ごとに、最新のものに切り替ります。

本画像はAnalytical Graphics, Inc. (AGI社)の製品「STK」で作成しています。AGI社の厚意により掲載しています。


7月のLED点灯実験予定

7月のLED点灯実験予定

平成26年7月のパス

 7月下旬から「ぎんれい」のLED点灯実験を開始します。今回も前回と同様に、地球磁場に沿って「ぎんれい」の姿勢を制御します。「ぎんれい」の軌道は図の通りで、北行パスになります。
 実験を行う日にちと見える時間を示します。長野から見え始める時間ですので、各地からの星図中の「ぎんれい」の時刻・位置は今後、最新データをもとに随時掲載します。
 どちらのLEDを点灯させるかは現時点の予定です。

① 7月21日(月) 午前0時16分頃
  第13回実験。副LED点灯。
② 7月22日(火) 午後11時35分頃
  第14回実験。副LED点灯。
③ 7月24日(木) 午後10時53分頃
  第15回実験。主LED点灯。
④ 7月26日(土) 午後10時11分頃
  第16回実験。主LED点灯。
⑤ 7月27日(日) 午後10時37分頃
  第17回実験。副LED点灯。
⑥ 7月28日(月) 午後9時29分頃
  第18回実験。主LED点灯。
⑦ 7月29日(火) 午後9時54分頃
  第19回実験。副LED点灯。
⑧ 7月31日(木) 午後9時11分頃
  第20回実験。主LED点灯。

平成26年7月17日
中島厚
信州大学 ぎんれいプロジェクトマネージャ

「ぎんれい」LED点実験〜結果と今後の計画

「ぎんれい」のLED点灯実験の結果や今後の予定については「ぎんれい」プロジェクトページ(下記リンクバナー)において、随時公開しています。是非ご覧ください!

「ぎんれい」LED点灯実験計画と結果



4月・5月の実験結果


(第2回および第5回LED点灯実験)

4月、5月の実験結果


太陽を反射して光るぎんれい

 「ぎんれい」はLEDを点灯させて自分で光を出す唯一の人工衛星ですが、光を出していない時でも観察することができます。

 明け方あるいは夕方で地上が暗い時、高度数百km上空を移動する人工衛星には太陽光があたるため、その反射光が見えるからです。

 4月23日午前3時13分頃、岡山県総社市で倉敷科学センター三島和久学芸員が太陽光を反射した「ぎんれい」の撮影に成功しました。これは「ぎんれい」の下面のアルミ表面に反射した光で、4~5等星の明るさで見えるようです。

 詳細は信大HPトピックスをご覧ください。
http://www.shinshu-u.ac.jp/topics/2014/04/post-661.html






5月・6月の実験結果

5月28日から6月4日にかけて、副LEDの点灯実験を行いました。その中で、5月28日の第6回実験では岡山県から、6月1日の第10回実験では富山県と岡山県で撮影に成功しました。その画像を示します。

こうま座の中を移動する「ぎんれい」
や座の中を移動する「ぎんれい」
富山市天文台

富山市天文台(富山市三熊49-4)
http://www.tsm.toyama.toyama.jp/tao/


画像をクリックすると、約1分間の動画が見られます。光のモールスを解読してみて下さい。
※このページは「ぎんれい」の現在地を表示するため、1分ごとにリロードされる仕組みになっています。動画再生中にリロードされてうまく視聴できない場合はYouTubeチャンネル(http://youtu.be/VEKpbD8_8WI)からご覧ください。

撮影データ:
日時:2014年6月1日午前0時42分40秒
望遠鏡:富山市天文台1m望遠鏡(口径1000mm、焦点距離8000mm)
    口径について:光を2分割しているので実質口径は約700mm
     焦点距離について:f=60mmのアイピースとf=6mmF0.8のビデオレンズにより800mmに変換
ビデオカメラ:WATECのWAT-100N
視野:直径で約22arcmin
限界等級:約11等
撮影者: 富山市科学博物館附属富山市天文台 林 忠史 主査学芸員(天文担当)


光学追跡ネットワーク構築、プロ・アマを問わず、一般の方も参加できる宇宙通信を実現します

信州大学工学キャンパス(長野県長野市)における可視光送受信局とバックアップ局(例えば、長野県伊那市)での通信、また移動式受信局(専用車両)による通信も計画しています。さらに、JAXA・NICT・天文台等の大型望遠鏡による受信局網も構築いたします。

衛星の光が見える範囲、移動式受信局で広がる多彩な活用法

  • ・衛星軌道は高度400km、軌道傾斜角65度です。
  • ・衛星から真下を照らした場合、その光の広がりは直径約40kmとなり、その範囲内にいる人は衛星の光を見る事が可能です。
  • ・地心指向で通過する場合は数秒間。衛星の姿勢制御で地上局を指向すると数分間の通信が可能です。
  • ・移動式受信局を利用した場合、各地域に移動して衛星からの光を受光して通信を行う事が出来ます。
  • ・この光を高速で点滅させる事により、いろいろな情報を送る事が出来ます。また、モールス信号でゆっくり点滅する光を直接目で見る事ができ、衛星からのメッセージを皆さんが読み取る事が出来ますし、また専用の受信機を向ける事により衛星が発信する音楽を聴く事も可能となります(計画中)。
  • ・メッセージを衛星に届け、その内容を目で見える光として、希望する時間、場所に送ることもできますし、その他いろいろなイベントが検討されています。多くの人が注目する衛星になるでしょう。