信州大学テニュアトラック プログラムフォーラム「～若手人材養成の課題とこれから～」＆研究発表会を開催しました
2013年09月12日
今回のシンポジウムは、平成23年度より開始した文部科学省科学技術人材育成費補助金 「テニュアトラック普及・定着事業」への全学的な理解と認識、及び本学における事業の成果報告を目的として開催され、当日は、信州大学内外の13機関から研究者、役員など50名を超える多くの方々にご参加いただき、活発な討議・意見交換が行われ有意義なシンポジウムとなりました。
第一部では独立行政法人科学技術振興機構プログラム主管の水林 博氏の基調講演、ノースカロライナ州立大学繊維学部長のBlanton Godfrey氏による特別講演、及び「若手研究者の自立的研究環境整備促進」事業の高評価大学である北海道大学の出村教授と宮崎大学の林教授による講演をいただきました。
続いて、第二部では、本学のテニュア教員、テニュアトラック教員による研究発表が行われました。
来場された方からは、米国及び他大学のテニュアトラック事業への取組や、本事業における今後の課題について等、今後のテニュアトラック事業推進の参考となることを聴くことができ、貴重な機会となりましたとのお言葉を頂きました。また、本学の教職員にとっては改めて、テニュアトラック普及・定着事業が目指すところの認識と課題を新たにする良い機会となったようです。
なお、フォーラムにおける講演のスライドと発表の一部は本ウェブページに掲載予定です。ご興味のある方は是非ご覧ください。
◎プログラム
◆第1部 フォーラム
14:00～14:10 開会挨拶 山沢 清人（信州大学 学長）
14:10～14:20 来賓挨拶 佐藤 弘毅 氏（文部科学省 科学技術・学術政策局人材政策課人材政策推進室長）
14:20～14:30 事業紹介 渡邉 裕（信州大学理事（経営企画、総務、人事担当）、副学長）
14:30～15:00 基調講演 『テニュアトラック普及・定着事業の目指すところ』
―若手研究者には自立チャンスを、機関には優れた若手人材獲得チャンネルを―
水林 博氏（（独）科学技術振興機構 科学技術システム改革事業プログラム主管）
15:00～15:30 特別講演 ※講演は英語で行われました。
『Tenure Evaluation Practice at NC State University and in the United States』
Prof. Blanton Godfrey（Dean of the College of Textiles, North Carolina State University）
15:30～15:40 休憩
高評価大学による講演
15:40～16:10 『北海道大学におけるテニュアトラック事業への取り組み』
「若手研究者の自立的研究環境整備促進」（平成19～23年度）事後評価S
出村 誠氏（北海道大学 大学院先端生命科学研究院長 教授）
16:10～16:40 『宮崎大学におけるテニュアトラック事業への取り組み』
「若手研究者の自立的研究環境整備促進」（平成21～25年度）中間評価S
林 哲也氏（宮崎大学 フロンティア科学実験総合センター長 教授）
16:40～17:00 休憩
◆第２部 研究発表会
17:00～17:20 講演 『テニュアトラック時代を振り返って』
AGUIRRE DURAN HERNAN EDUARDO
（信州大学大学院総合工学系研究科/平成19年度採用、信州大学工学部 准教授）
17:20～17:50 テニュアトラック教員紹介・プレゼンテーション
卜 穎剛 （信州大学工学部/平成24年度採用）
嶋田 五百里（信州大学繊維学部/平成25年度採用）
17:50～18:00 閉会挨拶 大石 修治（信州大学大学院総合工学系研究科長）
フォーラムの様子（1）
フォーラムの様子（2）
