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嶋田 新 技術職員が、信州実験動物研究会第40回研究発表会で奨励賞を受賞

2023.04.24

　令和5年3月10日に開催された信州実験動物研究会第40回研究発表会において、統合技術院(基盤研究支援センター動物実験支援部門)の嶋田新技術職員が、奨励賞を受賞しました。この賞は、研究発表会で優れた発表をした若手会員(35歳以下)に贈られるものです。

　受賞した発表は「環境エンリッチメントを用いたChst14 KOマウスの出生率改善方法の検討」です。本研究で嶋田技術職員らは、適切な環境エンリッチメントの使用により、筋拘縮型エーラス・ダンロス症候群(mcEDS)のモデル動物として期待されるChst14 KOマウスの出生率改善が可能であることを示しました。この結果から、mcEDS研究への寄与はもちろん、適切な飼育方法による動物福祉の向上や、交配効率の改善による実験動物の使用数削減や生産性向上への貢献が期待されます。