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トピックス詳細

小佐野めぐみ 医員(信州大学医学部附属病院 皮膚科)が第86回日本皮膚科学会東部支部学術大会において、会長賞を受賞しました

2022.09.09

 2022年8月27-28日に新潟市で開催された 第86回日本皮膚科学会東部支部学術大会において、信州大学医学部附属病院 皮膚科の小佐野めぐみ 医員が、会長賞を受賞しました。

 この賞は、同学会の東部、中部、西部、東京支部より各一題ずつ、最も優れた学会抄録に対し授与されるものです。

 本発表では,自施設で経験した皮膚原発の悪性腫瘍である原発性乳房外パジェット病(p-EMPD)6例と、肛門管癌の進展に伴う続発性EMPD(s-EMPD)10例を検討しました。肛門管癌に伴うs-EMPDでは肛門部皮膚病変が対称性あるいは隆起性である傾向にあり、肛門内の視診や肛門鏡/直腸診、下部消化管内視鏡検査で有意な所見を得られないことが多い結果となりました。病理組織学的にs-EMPDでは、CK7陰性、CK20陽性、GCDFP-15陰性、CDX-2陽性となりました。本研究により、肛門部に発生するp-EMPDとs-EMPDの鑑別に有用な臨床的・病理学的特徴を明らかにした点が評価されました。

第86回日本皮膚科学会東部支部学術大会の受賞発表ページ
https://eastjda86.jp/info_part.html