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バイオエンジニアリングコース長 挨拶

生物に学んだ新しいモノづくり技術の創出を目指して♪

バイオエンジニアリングコース長 小林俊一

2016年4月1日

繊維学部の前身である蚕糸専門学校以来、繊維学部では、蚕を育て、糸を紡ぎ、繊維・衣服を造る技術の教育・研究を行ってきました。これは蚕という生物を観察し、糸を吐く巧みな「はたらき」の「しくみ」を探究し、より丈夫で肌触りのよい糸や布を生産することであり、つまり生物に学び利用したものづくりのための技術を探究してきたといってもよいでしょう。

これにより人に優しく、人を第一に据えたものづくり技術を確立してきました。この繊維学部に「生物に学ぶものづくり」のためのバイオエンジニアリングコースが6年前に設置されました。本コースは、繊維学部で培われてきた蚕を中心としたものづくりの方法論を、ヒトを含む生物全般に拡げることにより、「生物学」と「工学」を融合した学問領域をカバーして、ロボットをはじめとした幅広い人工物を対象とした教育研究を行うこと目的としています。

これによって、環境、少子高齢化、医療福祉などの現代社会が抱えている諸問題を解決することを目指しています。つまり、ヒトを含むさまざまな生き物の観察を通して、生物の「しくみ」「はたらき」「かたち」の不思議をトコトン探求し、生物に学んだこれまでにない新しいものづくりを目指します。

生物がその長い進化の過程で獲得してきたエコで巧妙な「しくみ」や「はたらき」は、現代社会の諸問題を解決するための新しい発想やものづくりに導くからです。多くの若い皆さんに「生物学」と「工学」を融合した新しい学問分野に参加していただき、現代社会の抱えている諸問題の解決に向けて、一緒に取り組んでいただければと思います。

信州大学 繊維学部 機械・ロボット学科
バイオエンジニアリングコース

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