お知らせ

5年生対象 mid-term OSCEを実施しました

平成27年7月30日に、5年生を対象に第1回のmid-term(中間試験) OSCEを実施しました。

OSCEとは客観的臨床能力試験(Objective Structured Clinical Examination)の略で、ペーパーテストでは測定できない技能や態度といった能力を測定するために実施される試験です。

現在の卒前医学教育では、臨床実習開始前の共用試験として全国共通のOSCEが実施されております。また臨床実習終了時OSCEも本学を含め半数以上の大学で実施されており(医学教育学会, 2010)、数年以内に全国共通化される予定です。

しかし臨床実習が長期化し、診療参加型の臨床実習によって学生に求められる能力が変化することから、今まで以上にきめ細かな技能態度面の評価が必要になります。そこで本学では「150通りの選択肢からなる参加型臨床実習」プロジェクトの開始に合わせ、「中間試験」として5年夏でのOSCEを新たに導入しました。本mid-term OSCEは、シミュレータを用いて病的所見の解釈を求めるなどシミュレーション教育の知見を生かして、実臨床で発揮すべき能力をより明確に問う出題を特徴としています。

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