平成29年1月20日と21日に、東京慈恵会医科大学の大学1号館にて、第28回日本骨軟部放射線研究会及び日本骨軟部腫瘍研究会が開催されました。これは骨軟部領域の画像、病理診断に関心を持つ放射線科医や病理医が1年に1度集まる学術集会で、今年はアジア骨軟部学会との共催でした。
当教室からは、私が「A case of osteomyelitis of the frontal bone following subdural hematoma」を発表しました。
研究会のプログラムは、日常の読影に直結するような基本的なリフレッシャーコースから最新の知見を盛り込んだレクチャーまで、幅広い内容で充実した2日間でした。特に印象に残ったのは、病理医が発表に対してその場でコメントする方式になっていたことで、疾患の理解が非常に深まりました。
苦手意識の強かった骨軟部領域でしたが、その奥深さを垣間見ることができ、とても有意義な時間であったと思います。 (一戸記人)
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