2016年2月18-20日に山形県山形市にて第45回神経放射線学会が開催されました。
今回の学会テーマは「気軽に参加・気軽に発表」でしたが、口演及びポスター発表の内容は気軽とはとても言えない充実した内容ばかりでした。私が一番印象に残ったのは頭頸部外傷の画像診断に関する講演でした。見逃してはいけないポイントや合併しやすい病態について多くの画像を用いた内容で大変勉強になりました。学んだことを生かし、放射線科医として正確かつ迅速な読影で救急の現場に貢献したいなと改めて感じました。
当教室からは金子喜久子先生が「脈絡膜叢感染にて限局性水頭症を来したクリプトコッカス症の一例」を、私が「境界明瞭な腫瘤を形成した浸潤性小児中枢神経原発悪性リンパ腫の一例」をポスター発表させていただきました。いざ発表となると伝えたいことを簡潔に話すのは難しく、まだまだ修行が足りないと痛感しました。(中村真菜)
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