第4回「MRIを究める学術集会:信州MRI・技術と臨床」を開催しました.
討論会で司会を行う藤永先生と木藤先生   懇親会
 2013年3月9日に旭総合研究棟9Fで「MRIを究める学術集会:信州MRI・技術と臨床」が開催されました。本研究会はMRIを技術方面、臨床方面の両方より検討する学術研究会であり、今回で4回目となります。 今回は放射線技師、放射線医師合わせて100人を超える参加者が集いました。

 特別講演では技術講演として磐田市立総合病院の寺田理希先生より「MRIで血管を診るためのテクニック −原理から臨床まで−」と題して、MRIの血管撮像について様々な条件下での画像の詳細な比較検討及び最適な撮像条件を教えて頂きました。また臨床講演として「婦人科MRIアトラス」の著者としても有名な近畿大学医学部の今岡いずみ先生より「女性骨盤内腫瘤診断の基礎力UP」と題して、骨盤内の正常構造から異常構造までを分かりやすく教えて頂きました。特に、その人のおかれているホルモン環境(生理周期、年齢、補充療法など)を考えることがいかに重要か学ぶことができ、とてもためになりました。

 その後の討論会では、骨盤部MRIを撮像する際のブスコパン筋注の有無など、技師・医師双方より活発な討論が交わされました。普段の 日常業務では中々考えが及ばない内容も多く、改めてMRIはおもしろいと思いました。

 本研究会で学んだことを生かし、これからも日々の診療を頑張ろうと感じました。(伊奈)
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