RSNA2012に参加しました。
オープニングセッションの様子   柳澤先生の発表ポスター前にて
 RSNAとはRadiological Society of North America(北米放射線学会)の略で、 毎年その総会がアメリカのシカゴで開催されています。世界各国から放射線科医だけでなく、様々な分野のプロフェッショナルが6万人前後集結するという、 非常に大規模な学会です。
  今回は、指導医である山田先生、柳澤先生が参加されるのに同行する貴重な機会を頂くこととなりました。 私にとって海外へ行く事自体初めての機会であり不安もありましたが、シカゴへの留学経験もお持ちの山田先生に面倒を見ていただき、 不自由に感じることはありませんでした。
  アメリカの学会ですので、当然ながら講演は全て英語で行われます。講演の内容を理解できるのかどうか不安もありましたが、分かりやすいプレゼンテーションをして下さる発表者の先生が多く、講演のポイントの理解には意外と不自由は感じませんでした。
 学術発表の講演以外にも、企業による機器展示や、若手医師に対する教育講演としてリフレッシャーコースが多数用意されています。今回いくつかの教育講演を聴講しましたが、印象に残ったのは肝臓の造影超音波の講演でした。造影超音波は、私にとって全く経験のない分野でしたが、普段接する機会の多い肝臓の造影CTと類似した所見を呈することを知り、印象深かったです。

  世界の放射線科医が集まるRSNAに参加したことは、私にとって放射線科の世界の広さを実感する機会となりました。広い視点から自分のいる位置を見て、日常業務でも今までとはまた違った視点で仕事ができるのではないかと思います。 (三井)
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