第8回 信州整形・放射線科勉強会

 11月2日(金) 信州大学医学部 第一臨床講堂

 信州整形・放射線科勉強会に参加しました.講演の部で当科から杉山先生が「骨芽細胞腫の一例」、整形外科から吉村先生が 「良性骨腫瘍掻爬術後の骨欠損に対する間葉系幹細胞由来再生培養骨移植の経験(症例報告)」を、 それぞれ報告されました。前者はまれな疾患ですが、画像診断のポイントがよくまとめられており、勉強になりました。 後者は、ADLを左右する大腿骨の欠損に対し、荷重に耐えうる結果であり、すばらしい治療法と思いました.
 特別講演の部では、産業医科大学の青木隆敏先生が「軟部腫瘍のMRI」についてご講演されました。 軟部腫瘍は全身の至る所から発生し、診断が難しいとされています。青木先生は各疾患の診断のポイントを、 画像だけでなく病理学的な背景まで言及され、しかも分かりやすく説明されておられました. 今回、会場からの質問も多く、議論が活発に交わされていました.このような各科の垣根を超えた勉強会は、 双方の理解を高める上で重要であると再認識致しました.次回もぜひ参加したいと思います。(金子智喜)


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