6月22-23日、大阪のホテルエルセラーン大阪にて第26回日本腹部放射線研究会が開催されました。
信州大学医学部画像医学講座からは私が「肝MCN(mucinous cystic neoplasm)の1例」を口演で発表しました。この会は症例報告を主としており、いつも見慣れている疾患の非典型例、普段ではなかなか見ることのない稀な疾患のほか、今まで知らなかったような疾患など、非常に勉強になる会です。また、病理の先生も多く出席され、口演発表後に病理コメントをいただくなど、病理と画像の対比という非常に内容の深い研究会でもあります。
初日の夜には恒例のサッカー大会もあり、今年も教授・先輩の先生とともに参加しました。普段は話せないような他病院、他大学の偉い先生方とも毎年のサッカーで顔見知りになり、談笑しあえるなど、大変貴重な交流の場です。今年は角谷先生がハットトリックを決めるなど、最後までおもしろい試合となりました。
春の総会に引き続いての演題発表であり、大変でしたが、諸先輩方のご協力もあり、無事終えることができました。ひとつひとつの症例に対してより注意深く読影せねば、と気持ちを新たにさせられる会でした。(高橋)
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